Front Porch の『PorchLight』は、ISP や地方自治体など、ネットワーク運営組織のネットワークエッジに設置する TCP/IP アプライアンスだ。この機器は、利用者のインターネット閲覧中に、ネットワーク運営組織側から行なうコンテンツ挿入を管理する。そして重要な通知や広告などが、このアプライアンスを通じて利用者の手元に届く。
手元に届くといっても、Eメールを使う訳ではない。Front Porch のソリューションでは、利用者のブラウザ ウィンドウに直接メッセージを表示する。Britton 氏によると、メッセージコンテンツはポップアップからリダイレクトまで、様々な形を取ることができ、特定の Web サイトや Web コンテンツと関連付けることも可能だという。また同氏は、利用者がメッセージを確認するまでブラウザを「凍結する」ことすらできると述べた。
Eメールが大幅に増加し、ジャンクメールも増えている現在、強制的とも言える到達性の高さは重要な要素だ。調査会社の Radicati Group によると、およそ1710億通の Eメールが日々飛び交っており、そのトラフィックの71%が、スパムなどそのまま捨ててしまうメッセージだという。