![]() ![]() ![]() ![]() Symbian OS の出荷率は日本向けが26%〜Symbian CEO 来日この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20060712/3.html
著者:japan.internet.com編集部
国内internet.com発の記事
2006年7月12日、Symbian の CEO である Nigel Clifford 氏と、同社の調査研究担当取締役副社長の David Wood 氏が来日し、シンビアン株式会社の久晴彦社長とともに来日記者説明会を行った。
Clifford 氏からは、Symbian OS のシェアや出荷台数などの説明があったほか、最新バージョンである Symbian OS v9.3 も発表された。 2006年第1四半期においては、携帯電話向けオープン OS の世界市場における Symbian OS のシェアは70%ほど。これに次ぐ Linux は20%ほど、Microsoft は 2〜3%という。 出荷台数は、2006年第1四半期だけで前年比73.34%増の1,170万台を達成。この数は、2004年の年間出荷台数1,438万台にも届くかという勢いだ。なお、累計の出荷台数は約7,050万台となっている。 Clifford 氏は、Symbian にとって日本における出荷は重要であるとし、急成長中の日本向け出荷は、地域別出荷率において26%を占めていると述べた。なお、それに次ぐのは、中国向けの10%となっている。 また、日本は世界で最も活力のある市場であると述べ、その根拠に、日本においては携帯電話のほとんどが「スマートフォン」であることをあげた。なお、ここで Symbian がいう「スマートフォン」とは「マルチメディアコンテンツに対応した携帯電話」とのこと。 新しいバージョンである Symbian OS v9.3 の特徴に関して Clifford 氏は、パフォーマンスの向上、市場投入までの時間短縮、新しいハードウェアへの対応、オペレーターサービスへの対応をポイントとした。 Clifford 氏に続いて、シンビアン株式会社の久晴彦社長が発表を行った。 DOLCE SL の発売により、日本での Symbian OS 採用携帯電話は35機種となった。Symbian OS 採用携帯電話の、5月までの日本での累計出荷台数は、1,000万台を突破している。 最後に Symbian の調査研究担当副社長の David Wood 氏が、Symbian OS が実現するモバイルセキュリティに関して説明を行った。 Wood 氏は、Symbian OS の特徴は「独自性」、「安全性」、「リッチ」、「オープン性」であるとしている。 Symbian OS は新しいソフトウェアが作動する前にユーザーに警告を行う。ユーザーは警告を確認してインストールを行うが、「Symbian signed」の署名のあるアプリケーション、作成者が公表されているもの、特別な試験に合格したソフトウェアなどが認証され、認証されていないアプリケーションは「認証されていません」との警告がユーザーに通知されるという。 また、Symbian OS においては、ソフトウェアは「フロントドア」からのインストールチェック後のみ作動する。また、独自の「text descriptor」のクラスでデータのバッファを操作しており、バッファオーバーフローによるバグに対処しているという。 メッセージなどでウイルスが携帯電話に侵入してきても、ユーザーが認証さえ行わなければ、Symbian OS を騙して、悪質なコードを実行させることはできない。 また、Symbian OS v9 は「プラットフォーム・セキュリティ」を特徴としており、「ユーザーの理解をも必要としないセキュリティが動作していること」が目標とされたものだという。
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