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2006年8月9日 11:30

Nokia、デジタル音楽配信プラットフォーム会社 Loudeye を買収

著者Ed Sutherlandオリジナル版を読む海外海外発
フィンランドの携帯電話メーカー Nokia (NYSE:NOK) は8日、デジタル音楽配信プラットフォームを手がける Loudeye (NASDAQ:LOUD) を買収することで、両社合意に至ったと発表した。買収額は約6000万ドルとなっている。この買収は、Nokia が「2007年中に当社の携帯機器所有者に包括的な音楽体験を」と謳う計画の一部だ。

契約条件に基づき、Loudeye の株主は、同社の普通株1株あたり4.50ドルを現金で受け取る。

Nokia の発表によると、買収手続きは2006年中に完了する見込みだ。ただし、Loudeye 株主および規制当局の承認を得る必要があり、さらに Loudeye の従業員や顧客、ならびに現金残高の維持も条件に入っている。

Loudeye の広報担当によると、Nokia の一部になることを除いて、Loudeye は「通常通り業務を続ける」という。

Nokia のマルチメディア担当副社長兼ゼネラルマネージャの Anssi Vanjoki 氏は、声明で次のように述べている。「音楽が当社およびわれわれのマルチメディア対応携帯機器『N』シリーズにとって、重要な要素になってきた。われわれは、完全に統合した最高のモバイル音楽体験を顧客に提供したい」

調査会社 Yankee Group のアナリスト Mike Goodman 氏は取材に応え、今回の買収は、ハードウェア一辺倒の型から脱却する Nokia の試みだとし、「Nokia は、ライフスタイル企業になろうとしている」と述べた。

誰もが自分たちの望むすべての音楽を、いつでも、どこでも、手頃な価格で聴けるようになるはずだ、と Vonjoki 氏は語る。

Vonjoki 氏によると、Loudeye の買収によって、Nokia は2007年中にもこうしたビジョンを顧客にもたらすことが可能になるという。

Loudeye の音楽配信サービスを統合することで、『iPod』および『iTunes Music Store』を手がける Apple Computer や、『Zune』計画を進めている Microsoft が競合相手として視野に入ってくる。

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