携帯・ワイヤレス2006年8月22日 12:10
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QUALCOMM、IMS 技術およびサービスの Qualphone 買収へ

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著者:Erin Joyce
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移動体通信技術大手の QUALCOMM (NASDAQ:QCOM) は18日、『IP Multimedia Subsystem』(IMS) の組み込みクライアントソフトウェアおよび相互運用性試験サービスを手がける Qualphone を買収すると発表した。買収は現金で行なう。金額はおよそ1800万ドルだ。IMS とは、移動体通信ネットワークにおいて、IP 化によるリッチメディアサービスを実現する技術を指す。QUALCOMM はこの買収により、引き続き 3G ネットワークの更なる配備拡大を目指す。

Qualphone の IMS ソフトウェアにより、移動体通信事業者は動画/音声/テキストなど多様なメディアを用いたサービス配備が容易になる。Qualphone ではさらに、IMS 相互運用性試験サービスを提供しており、端末の市場投入に要する時間も短縮できる。

QUALCOMM の広報担当者 Kira Lee 氏は取材に対し、「多くの機器メーカーは、商用製品に必須の相互運用性試験実施を目的とした専門のスタッフを、ヨーロッパに配していない」と語った。Qualphone は米国の会社だが、ヨーロッパとアジア地域でも事業を展開している。

Qualphone 社長兼 CEO の Isaac Eteminan 氏は声明の中で、QUALCOMM と Qualphone の両社が、世界における 3G 配備を簡便化するという目的で共通していると述べた。

『CDMA』アーキテクチャの特許を持つ QUALCOMM によると、『WCDMA』および『CDMA2000』で先行するヨーロッパにおいて、獲得した Qualphone を利用し 3G 製品を提供するという。なお買収手続きは、今月中に完了する見通しだ。

「IMS は 3G の経済モデルを改善する可能性がある」と、調査会社 Current Analysis の電話インフラ調査ディレクタ Ken Rehbehn 氏は語る。

Rehbehn 氏は Qualphone について、通信事業者がより少ないリスクでより多くのサービスを展開することができると述べた。

同氏は QUALCOMM による今回の買収を、同社のアプリケーションプラットフォーム『BREW』になぞらえ、端末における同社の支配力を高めると評している。

先月、複数の通信業界大手が、IMS 規格の発展モデルとして『Advances to IMS』(A-IMS) の策定を発表した。QUALCOMM も参加企業の1つだ。この取り組みに出資している Verizon Communications (NYSE:VZ) は、A-IMS を推進することで、非 SIP アプリケーションを取りこぼさずに済むとして、その重要性を主張していた。

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