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モバイル2006年9月6日 12:00
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モバイル広告市場を取り巻くモバイル業界の概況

この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20060906/8.html
著者:中橋義博
国内internet.com発の記事
第1回目の今回は、モバイル広告市場を取り巻くモバイル業界の概況についてだが、ここ数年でモバイル業界に大きな影響を及ぼしたと思われる項目として、

・第三世代携帯電話による携帯電話の通信速度向上
・パケット定額制の普及

という2点が挙げられる。これは、PC インターネットにおけるブロードバンドの普及と同様の動きと考えられる。つまり、PC インターネットで起こったブロードバンド化による常時高速接続の影響が、モバイル業界でも起こることが容易に推測できる。

・第3世代携帯電話による携帯電話の通信速度向上とパケット定額制
どのようなことが考えられるかというと、第3世代携帯電話による高速かつパケット定額の時代が本格化することで、モバイルでの携帯サイト閲覧などの、Web 利用に対する敷居が圧倒的に低くなると思われる。振り返ると、PC インターネットの世界では、これがきっかけとなり、さまざまな Web サイトの利用が本格化し、インプレッション数ならびにトラフィックが増加、よって広告媒体の価値も飛躍的に向上したとされている。

・モバイルにおける広告手法
PC インターネット広告のラインナップについては、大きく分類すると、バナー広告、テキスト広告、メール広告、編集タイアップ広告、SEM 広告(リスティング広告)などのラインナップがある。モバイル広告に関してもほぼ同様の広告メニューが存在する。ただし、日本の SEM 広告の比率が PC インターネット広告では非常に急成長しており、比率として20%を超えている状況だが、モバイルにおいては低い状況であり、それ以外の構成はあまり変わらないように思われる。上記より、モバイル広告分野でも SEM 広告が伸びるということが予想できる。

・SEM 広告の定義
SEM 広告の定義をおさらいすると、SEM は Search Engine Marketing の略で、検索結果画面でのマーケティングのことであり、広義の SEM には SEO(検索エンジン最適化)と狭義の SEM(リスティング広告)の2つの手法がある。SEM 広告といえば、ここでは狭義の SEM を指す。


・パケット定額制の導入/ワンセグの開始=モバイルにおける広告手法の多様化
最近注目されているワンセグ放送だが、対応端末自体がまだ完全な普及にいたっていないこともあり、数社が実験的に広告分野に参入しているようだ。広告手法としては、放送されている番組に関連する情報を、TV 枠下の番組情報欄に表示されるイメージで、具体例としては、日本テレビのワンセグ放送のグルメ番組のコンテンツと、リクルート社の Hot Pepper の飲食店データを連携させるものなどがある。放送されるコンテンツと関連情報がユーザー視点に立ったもので有益であれば、新たな広告手法として定着していく可能性が充分ある。

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