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Apple の今後の戦略は「リビングルームへの進出」サンフランシスコで12日、Apple Computer (NASDAQ:AAPL) の「ショータイム」と銘打ったメディア向けイベントが開催され、同社 CEO の Steve Jobs 氏が『iPod』シリーズの新モデルと『iTunes 7』を披露した後、リビングルームにも自社の製品やサービスを普及させる戦略を明らかにした。
新型『iPod』と『iPod nano』は、スクリーンが明るくなり、検索機能の使い勝手が向上した。バッテリーの持続時間も長くなっている。iPod は容量30GB と80GB の2モデルで、価格はそれぞれ249ドルと349ドル。第2世代の iPod nano はアルミニウムの質感を活かしたデザインで、フラッシュメモリの容量によって5色が用意されている。価格は2GB モデルが149ドル、4GBモデルが199ドル、8GBモデルが249ドルとなっている。 10月発売予定の新型『iPod shuffle』は、これまでのスティック型から小さなカード型にスタイルを一新した。クリップでポケットに簡単につけられるようになっている。容量は1GB で価格は79ドル。 新しい iTunes 7 では、曲と曲をスムーズにつなぐ「ギャップレス プレイバック」機能が利用できるほか、アルバムのジャケット画像も自動ダウンロードされる。ジャケット画像を流れるように表示させながらアルバムを選ぶ機能も加わった。 さらに Jobs 氏は、新しい画像圧縮技術により、テレビ番組や映画など、すべてのダウンロード映像の解像度を現行の320 x 240ピクセルから640 x 480ピクセルに向上させると発表して喝采を浴びた。 Apple の従来のやり方と異なっていたのは、Jobs 氏が2007年リリース予定の製品についても紹介したことだ。 『iTV』という開発コード名の新製品は四角い形状のシンプルな外観で、ダウンロードした映画やテレビ番組をリビングルームのテレビで再生できるようにするものだ。背面には、USB、イーサネット、HDMI、コンポーネントビデオ接続ポートがある。 iTV は「802.11」ワイヤレス規格に対応し、家の中にある Apple または他社製のコンピュータとワイヤレスで接続可能だ。Apple の標準のリモコンで、映画のダウンロードや転送にナビゲーション機能を利用できる。 Jobs 氏によると、映画のダウンロードには標準的な長さのものでおよそ30分かかるが、同製品の場合はダウンロード開始後1分程度から、ダウンロードと並行して視聴可能になるという。 「iTV はかなりの人気を集めると思う。iTV では、これまでにない精度のグラフィックがテレビで楽しめる」と Jobs 氏は述べた。同製品の価格は299ドルになる予定だという。 Apple はすでに『Macintosh』を私室に、iPod を車の中や服のポケットに送り込んでいる。Jobs 氏によると、iTV がリビングルームへの進出を果たすことで Apple の思い描く「絵が完成」するという。 関連記事
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