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CSR、WiFi 搭載 VoIP 電話用リファレンスデザイン「UniVox」を発表Cambridge Silicon Radio(CSR)は、2006年9月14日、同社のシングルチップソリューション「UniFi(ユニファイ)」技術をベースとした WiFi 搭載 VoIP 電話用リファレンスデザイン「UniVox(ユニボックス)」を発表した。同日より、サンプル出荷が開始され、年末には量産化される予定。
UniVox は WiFi 技術をベースにした電話機器開発メーカー向けの、VoIP 電話機のリファレンスデザインであり、家庭向けの無線 IP 電話を主なターゲットプロダクトとしている。無線 IP 電話だけではなく、FMC 向けの WiFi 内蔵携帯電話の開発にも利用できるという。 UniVox は、低消費電力が大きな特徴となっており、従来のハンドセット用バッテリーで最大20時間の連続通話時間、最大400時間の連続待受時間を実現する。 CSR は、UniVox の顧客に対して、回路図、部品レイアウト、部材表(BOM)、設計用ソフトウェアを、ライセンス料なしで提供する。また、UniVox の BOM に記載されているコンポーネントの総コストは20ドル未満という。 UniVox は CSR の「UniFi-1」ポータブルチップがベースとなっている。UniFi-1 は、802.11b/g に対応し、6×6mm の小さなチップパッケージに収まっている。UniVox は CSR の独自開発のアプリケーションプロセッサを実装しており、DSP、オーディオコーデック、エコーキャンセルなどを実現している。 CSR は Bluetooth ソリューションにおいて、ソフトウェア・ハードウェアをともに開発してきた英国の企業。この経験の上で開発された UniFi は、Bluetooth との共存においても優秀な性能を持っているという。 なお、UniFi は、2006年夏には発表されており、数社で採用が決定しているという。 シーエスアール株式会社のジャパンセールスディレクターである深田学氏は、現在、欧州や米国などでは、家庭における無線 IP 電話が普及の兆しを見せており、メーカーのスムーズな端末開発を支援するために、リファレンスモデルである UniVox を開発したと述べる。 国内においては、NTT ドコモの N900iL を使ったソリューションや、KDDI の E02SA を使ったソリューションなど、企業向けの無線 IP 電話ソリューションが提供されている状況。 UniVox は、コンシューマ向け無線 IP 電話普及の、1つのきっかけになるのかもしれない。
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