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既存モバイル広告とモバイル SEM の違い今回のテーマは「既存モバイル広告とモバイル SEM の違い」だが、ほかのモバイル広告にはないモバイル SEM の特徴を紹介する。
・課金形式がクリック課金かつ入札制度を採用 まず1点目だが、「課金形式がクリック課金かつ入札制度を採用」するということである。広告がクリックされたときに課金する金額をクリック金額というが、そのクリック金額を広告主に自由に設定させて、クリック金額の高さを競わせるモデルを採用している。 この仕組みは PC インターネットの SEM 広告ではスタンダードな方法で、入札モデルのない SEM 広告は海外でも大きく成功している例がない。広告主は検索結果の上位表示のためにほかの広告主とクリック金額で競い合うのである。そこが最大のポイントである。 ・検索に連動したテキスト形式の複数リスティング 2点目は、「検索に連動したテキスト形式の複数リスティング」であることが既存のモバイル広告と大きく異なることである。しかも、モバイル SEM 広告枠は、エクスクルーシブ(独占枠)ではなく複数広告主が同時に露出できるというのがポイントである。
詳しく説明すると、既存のモバイル広告の主流は、広告露出するページに対して、ユーザーニーズにターゲティングするのではなく、ただページビューのあるページにバナー(ピクチャー)やテキストを使った広告を張り込むという形であった。 一方モバイル SEM は、ユーザーの検索したキーワードに連動して広告を露出する。つまりユーザーの目的にあった広告を閲覧させ、ターゲティングする形態である。また、バナー(ピクチャー)広告はモバイルの場合、一般的に1ページにひとつ設置するのが典型的だが、モバイル SEM では媒体によって露出する枠数は異なるものの、通常1から10数枠の広告が露出される。バナー(ピクチャー)広告では考えられない露出の形態である。 ・ネットワーク配信広告 さらに3点目としては、「ネットワーク配信広告」というスタイルが特徴的である。キーワード検索に連動して広告が露出するため、さまざまな検索サイトと提携して検索クエリーを集めて、それにあわせて広告を配信する、というのが通例である。ひとつの検索サイトだけでなく、複数の検索サイトに露出されるのであれば、広告主にとっても、各媒体ごとに入稿設定する手間などがなく、効率的である。 ・幅広いジャンルの広告主を配信 最後に4点目であるが、「幅広いジャンルの広告主を配信」するというのも特徴的である。従来のモバイル広告主のジャンルは、消費者金融、エステ、健康食品、出会いなどの特定ジャンルに偏りがちであり、幅広い広告主がそろっているという状況ではなかった。ところがモバイル SEM の世界では、キーワードに連動するという形になるので、幅広い検索要求に対して適合する様々な広告主が利用可能である。 さらに、実際にモバイル SEM を実施している広告主の方々が揃って言う共通点がある。 それは、費用対効果が高いという点である。ご存知の方もいらっしゃると思うが、理屈は PC の SEM と同様、1クリックあたりの効果(最終成果=コンバージョン)が非常に高い広告といえ、業種によってはすでに PC の SEM を超える効果(低い獲得単価)が出ているという広告主もある。 まとめると、上記ひとつひとつの特徴、違いはあまり画期的ではないかもしれないが、この特徴をすべて満たすモバイル SEM は、新しい価値を持った広告サービスといえる。
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