Nokia が『Bluetooth』の代替技術『Wibree』を発表フィンランドの携帯電話大手 Nokia (NYSE:NOK) は3日、『Bluetooth』に代わる無線通信技術として『Wibree』を発表した。Bluetooth より消費電力が少なく、腕時計や玩具、スポーツ競技のセンサーなど、より幅広い機器間での通信を可能にするものだという。
新しい無線技術の Wibree は、消費電力が Bluetooth に比べてごくわずかですむ上、実装コストも Bluetooth ほどかからないと Nokia は述べている。 Wibree はスタンドアロン型チップ、あるいは Bluetooth との両用チップとして実装が可能で、Nokia は現在、複数の半導体メーカーとともに同技術の仕様策定を進めているという。 これまでのところ、Broadcom、CSR、Seiko Epson、Nordic Semiconductor が、商業目的でのチップ実装に向けて、Wibree のライセンスを取得している。 Wibree の発表は、現在の業界の流れから幾分外れたものだが、Nokia としては同技術をできるだけ早く業界標準として確立したい考えだ。同社は Wibree 対応チップの商用化について、2007年第2四半期中の実現を目指している。 市場調査会社 Endpoint Technologies Associates のアナリスト Roger Kay 氏は、Nokia の無線技術にも勝機はあるとの見方を示し、取材に対して次のように述べた。 「Bluetooth はかなりの電力を消費するし、ここまで決して順調に来ているわけではない。したがって、代替技術にもチャンスはある。すべては (Wibree の) 実装コストと、どれだけ迅速に採用が進むか次第だが、私の見る限り、業界は Bluetooth にさほどこだわっていないと思う」 Nokia は Wibree を、Bluetooth の代替技術というより補完技術として打ち出しているようだ。しかし、性能面では、データ転送速度が1Mbps、通信可能範囲が半径10メートル以内と、Bluetooth に比べて特に変わり映えはしない。 関連記事 最新トップニュース
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