普及が進むスマートフォンだが、エコシステム形成には懸念材料も携帯電話先進地域のヨーロッパやアジアと比べると、米国におけるスマートフォンの普及率は未だにかなり低水準にある。
しかしスマートフォンの出荷台数規模は、急速に拡大している。 調査会社 In-Stat が20日に発表した調査報告によると、スマートフォンの販売台数は、2004年から2005年にかけておよそ3倍に増えており、また2006年の前半には、前年比で販売台数が50%増加したという。 こうした状況から、Google をはじめ、Yahoo! や Microsoft といったインターネットサービス3大手はもちろん、AOL 傘下の MapQuest など、各社とも Web アプリケーションやダウンロード アプリケーションの形でモバイル対応を進めている。 しかし、In-Stat の調査報告が何らかの示唆を与えているとすれば、こうした対応の整備が利益につながるのは、まだ先のことかもしれない。 スマートフォンの普及が増える一方で、ユーザーの多くは、まさにそのスマートフォンが取って代わるはずの機器も、引き続き携帯している。 In-Stat の調べによれば、仕事でスマートフォンを与えられたビジネスユーザーが、個人用途目的で別の携帯電話も持ち歩くことが多いと答えた数は、他のスマートフォンユーザーに比べ3倍以上も多かったという。 さらに、スマートフォンユーザーが、なかなか新しいアプリケーションを追加しないという状況もマイナス材料だ。ほとんどのユーザーは、数種のアプリケーションしかダウンロードしていないと、In-Stat は説明する。 2006年に出荷されたスマートフォンの大半は、携帯電話と PDA を組み合わせたものとして機能する製品だった。それ以外のものも、多くのノートパソコンに匹敵するパワーと性能を持つ製品だ。しかし In-Stat の調査報告では、世界的に多くのスマートフォンが、基本的な携帯電話の機能しか利用できない形で販売されたとしている。 なお米国におけるスマートフォンのプラットフォーム シェアだが、In-Stat の調査報告によれば、『Windows Mobile』『BlackBerry OS』『Palm OS』が、ほぼ同じ割合で拮抗しているという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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