Nortel、UMTS 設備事業の売却で Alcatel-Lucent と最終合意Alcatel-Lucent (NYSE:ALU) は4日、Nortel Networks (NYSE:NT) の UMTS アクセスネットワーク設備事業および関連資産を獲得することで、両社が最終合意に至ったと発表した。事業資産買収額は3億2000万ドルだ。Nortel は採算のとれない事業の整理を進めており、今回の売却もすでに9月段階で方針が決定していたものだ。今回の資産売却により、UMTS ネットワークを運用する 3G 移動体通信事業者の4分の1が、Alcatel-Lucent の顧客となる。
Alcatel-Lucent は買収が正式に完了次第、拡大した顧客ベースにより高い価値をもたらす統合プログラムを通じ、獲得資産を存分に活用すると述べている。Alcatel-Lucent が獲得するのは、Nortel の特許および技術に加え、UMTS を運用する移動体通信事業者16社との顧客契約のほか、およそ1700人の従業員だ。従業員のうち約1100人は、主にフランス、カナダ、中国に在籍する研究開発エンジニアだという。 Nortel の UMTS アクセスネットワーク設備事業の売上は、総売上の10%に満たず、赤字を計上していた。 同事業売却を明らかにした当時、Nortel 社長兼 CEO の Mike Zafirovski 氏は電話会見で次のように語っていた。「この分野は競合企業があまりに多い。当社の事業は、展開継続を正当化できるほど強くない」 Nortel は UMTS アクセスネットワーク設備事業を売却するが、GSM、GPRS、CDMA といった通信技術に関する製品開発は継続する。 Nortel は今年4月、業績回復のために市場シェアが20%に満たない事業から撤退を検討すると発表しており、UMTS アクセスネットワーク設備事業もその1つになっていた。 また Nortel とプライベートエクイティ会社 Garnett & Helfrich Capital は2月、ブレードサーバースイッチ部門 Blade Server Switch Business Unit (BSSBU) の資産を、ベンチャーバイアウトの形で新会社 Blade Network Technologies に売却すると発表している。 Alcatel-Lucent は、フランスの通信ソリューション大手 Alcatel と米国通信設備大手 Lucent Technologies の134億ドルという大規模合併により誕生したばかりの新会社だ。 関連記事 最新トップニュース |
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