![]() ![]() ![]() ![]() 『Zune』の長い道程はまだ始まったばかりこの記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20061225/12.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
Microsoft (NASDAQ:MSFT) にとって携帯メディア機器『Zune』は、家庭用ゲーム機『Xbox』に続いて本格的に家電分野を狙った製品だ。Zune はこれまでのところ、5年前に発売となった Xbox と同じ道をたどっているように見える。過去の事例が何かを示しているならば、Zune もまた長期戦になりそうだ。そして Microsoft が好むのは、そういう路線だ。
当然ながら、Xbox と Zune では対象とする市場が大きく異なる。加えて初代 Xbox の後継機『Xbox 360』が成功している要因の一部は、競合製品『PlayStation 3』における Sony の失策のおかげとも言える。 ある意味 Microsoft としては、Sony が PlayStation 3 で失敗を犯したのと同様に、Apple Computer が『iPod』で失敗することを望まざるを得ない立場にあるが、そのような事態が近いうちに起こりそうな徴候はない。だが消費者たちは移り気で、多くの人が Zune の購入を検討することに抵抗はないと述べている。 市場調査会社 NPD Group によると、Zune は11月の携帯メディア機器に関する店頭販売実績調査で、台数シェア2位を獲得したという。これはハードディスク搭載製品の9%、フラッシュメモリ搭載製品を含めた全体では2%という数字だ。 一方 iPod の台数シェアは63%で、圧倒的な1位だった。その上 NPD の情報収集対象外のため、この数字は Apple の自社店舗における直販分を織り込んでいない。こうした Zune の状況を、楽観的に捉えるか悲観的に捉えるかはともかく、少なくとも NPD のアナリスト Steven Baker 氏は、上々の立ち上がりと肯定的な見解を示した。 Zune は、現時点において iPod よりも魅力的というわけではない。だが Microsoft は、今後の製品ファミリ展開に向けた取り組みを進めている。「従って、製品が1つ出たところで判断するのは公平ではない」と NPD の Baker 氏は語る。Apple は現在、大きく競合相手を引き離しており、2006年第4四半期の iPod 出荷台数見通しは1600万台という数字だ。一方 Microsoft は、Zune の累計販売台数が100万台を突破する時期を2007年6月頃と見込んでいる。 だが、このゆっくりとした立ち上がりは、Microsoft が見込んでいた通りの状況だ。同社 Zune 製品管理ディレクタの Scott Erickson 氏は、次のように述べた。「われわれは、これが短距離走でなくマラソンであることを完全に意識した上で、この市場に参入した。業績面で iPod と並ぶまでに相当の時間がかかることは、十二分に承知している」 調査会社 Gartner のアナリストで、携帯メディア機器市場に詳しい Van Baker 氏は、現時点で Zune が Apple 製品に対する脅威ではないと認め、次のように述べた。「現在 Microsoft が行なっていることは、まさにそうするだろうと当社が想像していた通りのことだと思う。つまり、Apple を除く同市場の統合だ。Microsoft は Apple に対して大きな打撃を与えていないが、Creative のような Apple 以外のメーカーから仕事を奪いつつある」
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