Research In Motion (RIM) は14日、スマートフォン『BlackBerry Pearl』の新色モデルを発売した。Apple が『Macworld Expo』で同じくスマートフォンの『iPhone』を大々的に発表し、並行して開催していた『International CES』がかすむほどの話題をさらってから、ちょうど1週間後というタイミングだ。
新色モデル投入で、ピアノブラックモデルとパールホワイトモデルが揃ったほか、新 Pearl では大幅に端末価格を引き下げた。米国の移動体通信事業者 T-Mobile USA が、初めて Pearl のブラックモデルを投入した昨年9月の端末価格は199ドルだったが、今回ホワイトモデル追加に伴い150ドルになった。
Pearl は RIM (NASDAQ:RIMM) にとって、カメラ機能や MP3 プレーヤー機能を備えた初のスマートフォンだ。ほかにも同端末は、Eメールやインスタントメッセージ (IM) を利用する際、楽に入力できるよう ABC 配列ではなく、QWERTY 配列のキーパッドを備えている。
調査会社 In-Stat のアナリスト Bill Hughes 氏は、「短期に関心を得ようとするなら、値段以外に手段はない。それこそ、RIM が行なったことだ」と語り、さらに Apple が発表した499ドルおよび599ドルという iPhone の設定価格は維持できるものではないと述べた。
T-Mobile USA の月額19.99ドルの通信プランで、Eメールや Web 閲覧などのデータ通信を無制限に行なえる。T-Mobile USA によると、最初に Pearl の販売を独占的に開始した昨年9月以来、販売した端末は50万台を数えたという。
米国における iPhone の販売で Apple と単独契約を結んだ移動体通信事業者 Cingular Wireless も、現在米国で Pearl を販売している。通信方式として EDGE/GPRS ネットワークを使うのは T-Mobile USA 版と同じだが、Cingular 版では Push To Talk 機能や GPS ナビゲーション機能を利用できる。ただし、今のところ Cingular 版はブラックモデルのみで、端末価格は199ドルだ。