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OKI の ARM7 採用ベースバンド LSI、ウィルコムの W-OAM 端末に採用沖電気工業(OKI)は、2007年1月22日、従来に比べて最大1.6倍の高速通信を実現する高度化 PHS 通信規格「W-OAM」に対応した PHS 用ベースバンド LSI「ML7257」を、世界で初めて商品化したと発表した。
この製品は、同日、ウィルコムより W-OAM 対応端末として発表された、京セラ製端末 WX320K、日本無線製端末 WX220J、WX321J に搭載されている。 「W-OAM」では、電波の状態に応じて変調方式を自動的に選択することで、より安定化した通信状態を確保し、また従来の 128kbps に比べ最大1.6倍となる 204Kbps の伝送速度でデータ通信を行える。 「ML7257」は、音声、データ通信のすべての機能をワンチップ化した PHS ベースバンド LSI。現在 W-OAM にて規定されている3種類の変復調機能や音声圧縮機能をすべてワンチップのハードウェアで実現している。 ハードウェアで実現することにより、従来の DSP を用いてソフトウェアで実現した方式に比べ、消費電力を約3分の2に低減できるという。また、ワンチップ化されたチップの CPU コアには、高性能、低消費電力、高コード効率を特長とする ARM7TDMI を採用している。 また、様々なアプリケーションを搭載する高機能端末用にアプリケーションプロセッサとのインターフェイス回路を内蔵。このインターフェイスを使用することで、ML7257 とアプリケーションプロセッサを使用したデュアル CPU 構成の高機能端末の開発も可能だ。 そのほか、フルレート、ハーフレート対応音声コーデック機能、USB インターフェイス回路を内蔵し、AD コンバータ/DA コンバータなど、PHS に必要なアナログ回路は全て内蔵、209ピン小型 BGA パッケージで提供される。 OKI では、今後もウィルコムのさらに高度な無線多値変調方式に対応した PHS ベースバンド LSI の開発や、高速モバイルブロードバンドが実現可能な OFDMA 技術を中核とする次世代 PHS システムに対応した LSI も検討中であるという。 関連記事
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