Microsoft (NASDAQ:MSFT) が、企業向けモバイル端末市場への食い込みを狙い、モバイル端末用プラットフォームの次期版『Windows Mobile 6』を投入しようとしている。
Windows Mobile 6 では、『Microsoft Office』のアプリケーションの書類を、そのままモバイル端末上で閲覧/編集できるようになる。Microsoft によると、Windows Mobile をこのように強化することは、パソコンと同じようなユーザー体験を顧客に提供することになり、Research In Motion (NASDAQ:RIMM) や Palm (NASDAQ:PALM) といった既存勢力が支配している市場で、Microsoft が勢いを得るのを助けるという。
Microsoft の Windows Mobile and Embedded Devices グループ担当製品マネージャ John Starkweather 氏は取材に対し、次のように語った。「それは当初からわれわれにとって重要な戦略だった。大きなウインドウを追加することなく、これまでパソコンでしかできなかったいろいろなことができるようにした」
Starkweather 氏によると、Windows Mobile 6 は、『.NET Framework』のコンパクト版や『SQL Server』のモバイル版を採用し、メモリ不足にならずにより多くのアプリケーションを実行できるようにしているという。同氏は、「それらをプラットフォームに組み込むことにより、すべての機能を備えつつメモリ使用量が少ないアプリケーションを利用できる」と語った。
Windows Mobile 6 では、CRM アプリケーションなどのサードパーティ製ビジネスツールを追加することもできる。また新たに加わったセキュリティポリシーは、ユーザーがモバイル端末を紛失した際、ユーザーの裁量で端末上のデータを消去できるようにする。