AMD、モバイル機器用グラフィック事業を強化AMD (NYSE:AMD) は12日、モバイル機器用のメディアプロセッサ『Imageon』の新モデル3種を発表した。今回 AMD が出荷を開始したのは、『Imageon 2298』『同 2294』『同 2192』の3モデルだ。
Imageon は、AMD が2006年に買収した ATI Technologies 由来の製品だ。ATI は2003年に、初めて Imageon を発売している。 いずれのモデルも、携帯電話への応用に適しており、DVD 品質の動画再生、手ブレ補正、高解像度画像処理、テレビ出力といったリッチメディア機能を実現する。 この3種類のプロセッサは、Imageon 2298 が1200万画素、Imageon 2294 が500万画素、および Imageon 2192 が300万画素のカメラ機能に対応する。そのうち、Imageon 2298 と Imageon 2294 は、エコー除去と手ブレ防止機能を備えたテレビ電話に利用できる。一方、ローエンドモデルの Imageon 2192 は、機能性がやや劣るとはいえ、2D 画像処理などが可能だ。 これらメディアプロセッサとは別に、AMD は携帯電話用のアプリケーションおよびゲーム開発企業に対し、自社のグラフィック技術をライセンス提供する新事業を発表した。この知的財産ライセンス事業では、グラフィックプロセッサ、開発ツール、および開発者サポートをまとめて提供する。 具体的には、2D/3D/ベクターグラフィック用プロセッサのほか、標準画像処理ライブラリ『OpenGL ES 2.0』と『OpenVG 1.0』のソフトウェアが含まれる。AMD は、OpenGL ES 2.0 と OpenVG 1.0 を画像描画の標準仕様として推進している。 携帯電話用のゲーム開発に携わる企業は、ゲーム出版大手 Electronic Arts が2005年に6億8000万ドルで買収した JAMDAT Mobile をはじめ、数多く存在する。しかし、ソフトウェア作成に標準手法を採り入れている企業はなく、パソコン用製品のような専用のグラフィック アクセラレータも存在していないのが現状だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース |
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