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2007年2月23日 11:00

『iPhone』商標問題で Apple と Cisco が和解

著者David Needleオリジナル版を読む海外海外発
『iPhone』の商標権を巡って、Apple (NASDAQ:AAPL) を提訴していた Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) が、訴えを取り下げた。両社は21日、この問題について和解に至ったことを共同声明で発表した。

発表によると、Apple と Cisco は合意に基づき、それぞれの製品で世界的に iPhone の商標を自由に利用できるという。また両社は相互に商標の所有権を認め、iPhone の商標に関する一切の法的措置を取りやめる。

Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏が、『Macworld Expo』で iPhone と名付けた携帯電話機を発表したのは1月9日のことだった。その翌日、Cisco は iPhone の商標権を同社が所有するものとして、商標使用差し止めを求め Apple を提訴したと発表した。Cisco は、2000年の InfoGear Technology 買収に伴って iPhone の商標権を獲得し、複数の製品に使用している。Apple の広報担当者はこの時、ほかにも複数の企業が iPhone の商標を用いていることを挙げ、Cisco による提訴を「ばかげている」とした。また Apple は、携帯電話に iPhone という製品名を用いるのは同社のみと主張した。iPhone の名前を持つ Cisco の製品は、VoIP 対応のコードレス電話機だ。

Cisco は提訴について、金銭的な対価を求めているのではなく、商標を守りたいだけだと主張していた。また、自社製品と Apple の新製品との相互運用性の実現と引き換えに、両社で iPhone の商標を共有する意向だったという。Cisco は今回の和解により、後者の点については前進したようだ。

Cisco と Apple が発表した短い共同声明では、両社が「セキュリティ分野、ならびに一般消費者と企業向けの通信分野において、相互運用性の機会を検討する」と述べている。

その他の合意内容については、機密事項として明らかにしていない。

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