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2007年2月27日 11:30

『iPhone』が人気商品になるには価格が大事

著者Ed Sutherlandオリジナル版を読む海外海外発
25日にアカデミー賞授賞式の模様を中継したテレビ番組中、Apple (NASDAQ:AAPL) の『iPod』機能付き携帯電話『iPhone』の CM が流れた。だが、リリース前の喧伝にもかかわらず、消費者は値段の高い iPhone について、赤絨毯を敷いて待っているわけではないようだ。

オンライン市場調査会社 Compete の調べによれば、Apple が iPhone に付けた約500ドルという価格を支払っても良いと回答した人 (400ドル以上払っても良いという回答) は、わずか1.8%に過ぎなかったという。

ただし Apple にとって心強いのは、調査対象となった iPod に関心のあるオンライン消費者の26%が、6月に発売となる iPhone を買う可能性が高いと回答した点だろう。しかし、この数字の裏には、価格引き下げを求めるメッセージが隠れている。

iPhone の製品コンセプトが支持を得ているにもかかわらず、iPhone を買う可能性が「きわめて高い」とした26%の回答者に限って見ても、現在明らかになっている小売価格499ドルで購入する用意があるという回答 (400ドル以上払っても良いという回答) は、わずか6%に過ぎない。一方、iPhone を買う可能性が「きわめて高い」という回答者のうち、200ドル以上支払っても良いという回答数は38%に及んだ。

今回の調査は、1月の iPhone 発表当日から1週間後、iPod に関心のあるオンライン消費者379人を対象に実施したものだ。この調査では、AT&T (NYSE:T) 傘下で、米国において iPhone を独占的に取り扱う移動体通信会社 Cingular Wireless にとって、好材料といえる数字が示されている。調査対象のうち、Cingular Wireless 以外の携帯電話会社と契約している消費者で、なおかつ iPhone を購入する可能性が高い回答者の58%が、iPhone を手に入れるために携帯電話会社を変更すると答えた。

Compete のワイヤレス業界担当ディレクタ Miro Kazakoff 氏は、「価格が大きな障壁だ」と述べた。iPhone が成功するためには、Apple または Cingular Wireless が価格を下げるか、iPhone の価値をもっと上手く伝える必要がある。これらを実行に移さない限り、iPhone の魅力は限定的なものに留まる。

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