携帯・ワイヤレス2007年3月30日 15:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

フリースケール、ZigBee ベースのシングルチップ ソリューション

この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20070330/4.html
著者:japan.internet.com編集部
国内internet.com発の記事
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、2007年3月29日、ZigBee 仕様をベースに、低消費電力と高性能を実現するシングルチップ ソリューション「MC1322x」プラットフォームを発表した。

MC1322x は、バッテリー寿命を、現在の ZigBee ソリューションに期待されている寿命の2倍にあたる20年にまで長寿命化するという。

ZigBee アプリケーションに必要なコンポーネントを1つのパッケージに統合した Platform in Package(PiP)ソリューションとして提供されるため、部品数およびシステム コストの削減が可能。

32bit マイクロコントローラ(MCU)、IEEE 802.15.4 完全準拠のトランシーバ、および RF マッチング コンポーネントで構成。

これらが小型の LGA(ランド・グリッド・アレイ)パッケージに統合されているので、外部 RF コンポーネントは不要。また、Freescale 独自の TurboLink テクノロジ モードを搭載しており、ノード間で最大 2Mbps のデータレートを実現する。

現在、ZigBee は、エネルギー管理や資産管理などの産業機器用、民生機器用、および医療機器用アプリケーションがターゲット。

TurboLink テクノロジ モードは、データレートを最大 2Mbps まで高め、音声、ワイヤレス ヘッドセット、圧縮オーディオ、および大容量データの転送といった各種のアプリケーションをサポートする。

また、患者モニタ システムのような医療機器関連アプリケーションでは、TurboLink により、身体に取り付けたセンサーからデータをリアルタイムで収集することもできる。収集したデータを ZigBee ネットワーク経由で転送すれば、患者のモニタを一箇所で行える。

MC1322x は、IEEE 802.15.4 プロトコル パケットと TurboLink テクノロジ パケットを自動的に切り替えるため、開発者は TurboLink テクノロジの高速転送機能という利点を活かしながら、ZigBee メッシュ ネットワークの制御および監視機能を実現できる。

MC1322x パッケージには RF チューニング コンポーネント一式とバランが統合されているので、アンテナと水晶発振器を接続するだけで動作可能。

Freescale は、MC1322x ファミリに RAM ベースおよび Flash ベースの PiP ソリューションを追加する予定であるという。

2007年5月に MC1322x デバイスのサンプルが限定的に提供される予定。サンプルの一般提供は2007年の12月の予定。

MC1322x デバイスには、9.5×9.5mm LGA と 7×7mm QFN の2つのパッケージ オプションが用意される。また、MC1322x は、TurboLink なしの標準モード デバイスあるいは TurboLink テクノロジ モード対応デバイスのいずれかを選択できる。

LGA パッケージの標準モード デバイスの場合、1万個購入時の1個あたりの参考価格は5.50ドル。

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved.http://www.internet.com/