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2007年6月12日 11:00

Nokia と QUALCOMM の特許係争がますます過熱

著者Roy Markオリジナル版を読む海外海外発
Nokia (NYSE:NOK) は11日、特許侵害で QUALCOMM (NASDAQ:QCOM) を逆提訴したことを明らかにした。これにより、泥沼化する両社の訴訟合戦は、さらに混迷の度を深めることになった。Nokia は今回の訴訟で、損害賠償と差し止め命令を求めている。

Nokia の訴えによれば、QUALCOMM のモバイルテレビ『MediaFLO』とデータ通信アプリケーション技術『BREW』が、Nokia の保有する6件の特許を侵害しているという。今回の訴訟は、QUALCOMM が4月に起こした訴訟に対抗したものだ。QUALCOMM 側は4月の訴訟の中で、Nokia の携帯電話端末の一部が QUALCOMM の特許を侵害していると訴えていた。

「今回の訴訟案件は、QUALCOMM が Nokia の開発した技術を実質的にコピーしていることを示す、さらなる事例だ。QUALCOMM が MediaFLO を発展させ、BREW を今後も利用可能な技術にしておくためには、この訴訟で指摘した技術をはじめとする Nokia の特許技術を数多く使用する必要がある」と Nokia の CTO (最高技術責任者) を務める Tero Ojanpera 氏は声明の中で述べている。

QUALCOMM は4月の訴訟のほかにも、Nokia の GSM/GPRS/EDGE 方式の携帯電話に関して、米国で2件の特許侵害訴訟を起こしていた。また、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、中国でも同様の訴訟で係争中だ。

Nokia の主張によれば、QUALCOMM が特許侵害を訴えている技術は、Nokia を含む他企業が以前に特許を取得または公開していたもので、QUALCOMM の特許は無効だという。同社は11日の声明の中でも、この主張への自信は揺るがないと述べている。さらに同社は、Nokia の製品は他のいかなる特許も侵害していないことを確信していると明言した。

Nokia は QUALCOMM の訴訟に対抗して、欧州で一連の訴訟を起こしている。Nokia の訴えによれば、QUALCOMM は権利を持たない知的財産について、使用料を徴収しようと企てているという。

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