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2007年8月8日 09:00

「あえて」ランディングページをはずしてみる

以前、LPO(ランディングページ最適化)の重要性については触れたことがあるが、やはり PC と比べてもモバイルはまだ、そこまで気を配っていないクライアント、代理店が多いように思われる。

以前携帯電話の「お気に入り」が全て消えてしまったことがあり、再構築をするために登録していた「amazon.co.jp」のモバイルサイトを再度登録しようと思い、au のトップメニューにある Google 検索から「アマゾン」というキーワードを入力してみたところ、検索結果を見て驚いたことがあった。

amazon.co.jp は、もちろん au の公式サイトであるため、検索結果では上段の枠(au では上段4枠が自社の公式サイト、中段に携帯の一般サイトが3枠、下段に PC サイトが3枠表示される)のトップに表示されたのだが、実際にクリックした先、つまりランディングページに行ってみて驚いた。

本来なら amazon.co.jp のトップページにランディングされるべきであるが、検索のランディングページは「利用規約」であったのだ。

もちろん一番下にはトップページに誘導するリンクが貼られているが、あまり慣れていない人はここで一度 Google の検索結果に戻ってしまって確認をしてしまうのではないだろうか。(この原稿執筆中に確認をしてもやはり規約のサイトが1位に表示されている)

以前利用された広告主でもランディングページで「非常にもったいない」と思ったことがあった。その広告主は自社サービスのスタートをするにあたって集客のためにプレゼントを用意しており、広告文にもそれを明確に表示していた。ここまでは以前から述べているように非常に理にかなっていると私どもも考えていた。

しかし、配信が始まりしばらくすると代理店の担当者から「効果がよくないので、何か問題でもあるのか」と問い合わせがあり、社内で確認をしてみるとその広告主のランディングページは個人情報を入力する「応募・登録フォーム」であった。

SEM の基本として、広告文とランディングページの適合性を保持するということは最低限の話であるが、利用者の立場に立ってみるとクリックした先がいきなり個人情報を求められたらどう感じるであろうか。

特にモバイルサイトでは表示面積が PC と比較して少なく、ページから受ける印象は、PC のそれより強くユーザーにインパクトを与える。加えて、昨今は個人情報保護が叫ばれている状況である。

このような場合は、個人情報を提供しても安心できる「信用」を提供するためにも「あえて」サイトのトップページをランディングページにし、訪れたユーザーに安心感を与えることでプレゼントの応募が増え、会員登録を促進でき、結果としてプロモーションの成功に導けたのでは無いかと今でも思うことがある。

もちろん基本は広告文とキチンと適応しているページをランディングページにすることは重要なのだが、状況によっては「あえて」ランディングページをずらすということが結果としてプロモーションの成功に繋がるケースもあると考えている。

それほどランディングページは重要な要素になるのではないだろうか。

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