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Microsoft と三菱電機、10本の指が同時使用可能なマルチタッチ技術を開発Apple の『iPhone』や Microsoft のテーブル型コンピュータ『Surface』などに見られるように、マルチタッチ スクリーン技術がハイテク ガジェットの最新流行になっている。
だが、これまでマルチタッチ インターフェースの利便性向上には制約があった。たとえば、10本の指すべてでタッチスクリーンに同時に触れても、多くの状況においては実用的でない。理由の1つとして、スクリーンは情報を表示する場所なので、そこに指を置いてしまうと肝心の情報が見られなくなってしまう点が挙げられる。 だが今回、Microsoft Research (MSR) と三菱電機の北米における研究開発拠点である Mitsubishi Electric Research Labs (MERL) が共同プロジェクトに取り組み、その成果として新しいソリューションを提案している。それはモバイル端末の表と裏にタッチスクリーンを設け、これを両面同時に使うというものだ。この『LucidTouch』と名付けられた「シースルー」なモバイル端末インターフェースでは、表側のスクリーンを親指2本でタッチし、裏側のスクリーンを残りの8本の指でタッチする。 正確に言うと、スクリーンは実際には透明ではない。端末の裏側には短い棒の先に取り付けられたカメラがあり、これがユーザーの手の動きを撮影している。これにより、裏側のスクリーンをタッチしているユーザーの指の画像が、あたかも端末が透明であるかのように表側のスクリーンに表示されるため、ユーザーは自分の指がどこをタッチしているか「見る」ことができるという仕組みだ。 親指で表側、残りの指で裏側のスクリーンをタッチすることにより、たとえば、キーの方向は多少変るものの配列は通常通りのキーボードレイアウトを使い、他のタッチスクリーン インターフェースよりも容易に文字を入力できる。視界をふさぐことなくスクリーン上に複数の指を1度に置けるので、たとえば地図などの利用もより容易になる。 現時点でのプロトタイプ端末は、大きさの面では Microsoft の『Ultra-Mobile PC』(UMPC) と同様のフォームファクタを採用している。だが研究者らは実験を継続しており、PDA やタブレット PC といった、別のフォームファクタの端末も検討中だ。 関連記事
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