WebEx、遠隔アプリケーション『PCNow』の『iPhone』対応版をリリース『iPhone』は、本当にまじめなビジネス向けデバイスなのか? Apple (NASDAQ:AAPL) のマーケティング手法を見るとそうではないようだ。しかし、iPhone をビジネスユーザーにもっとアピールしようとする各社の動きが高まっている。その動きに最近加わったのが、WebEx (NASDAQ:WEBX) だ。同社は29日、遠隔アプリケーション『PCNow』の iPhone 対応バージョンをリリースした。
WebEx のプロジェクト管理担当上級ディレクタを務める Jack Chawla 氏は、取材に対して次のように答えた。「われわれは IT 部門が iPhone を買うべきだ、とまで極言しているわけではない。私の考えでは、IT 部門は、プッシュ型の Eメール機能を備えた『BlackBerry』のようなモバイル機器を支給したいと考えていると思う。だから (iPhone では) 問題は解決しない」 だからといって、Chawla 氏が iPhone を生産的なビジネスデバイスと見なしていない、というわけではない。実際 Chawla 氏は、自身の BlackBerry を iPhone に変えようとしているところだという。「生産性を高めたければ、必要なものを手に入れなくてはならない。すべての人が、会社の IT 部門から Blackberry などのモバイル機器を支給されるわけではない」 今回リリースされた WebEx の PCNow の iPhone 対応バージョンを使用すれば、iPhone の機能を拡張することが可能だ。同アプリケーションの30日間の無料お試し版は、こちらで入手できる。 Web 会議用ソフトウェアの大手メーカーである WebEx は、昨年 Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) によって買収された。WebEx は PCNow について、パソコンからパソコンへのアクセス、および電話からパソコンへのアクセスの両方をサポートした、初めての遠隔アクセス ソリューションだと説明している。新たにモバイル技術のプロバイダ SoonR と提携したことにより、iPhone ユーザーは自分のデスクトップにアクセスし、検索、『Microsoft Outlook』に登録した連絡先、カレンダー、Eメール、各種ドキュメントを利用することが可能となった。 また、iPhone の画面上で見やすいようにコンテンツも最適化される。ソフトウェアをダウンロードする必要はない。iPhone の『Safari』ブラウザをナビゲートし、自分のデスクトップにアクセスするだけでいい。 iPhone は、PCNow がサポートする多数のモバイル機器の仲間入りを果たした。Chawla 氏によると、ブラウザ機能があるほとんどの電話で PCNow を起動できるという。一度遠隔から自分の PC に接続してしまえば、Google のようなデスクトップ検索ツールを使って、見たいファイル (ドキュメント、Eメール、画像、連絡先) を素早く探すことができる。検索したファイルを同僚や友人に iPhone で転送することも可能だ。 PCNow の価格は顧客がアクセスしたいパソコンの台数で決まる。例えば、ノートパソコンでも自宅のパソコンでも、パソコン2台用プランの場合、月額11.95ドルだ。現在、このサービスは『Microsoft Windows』搭載パソコンへのアクセスに限定されているが、年内には Apple の『Mac OS X』もサポートされる予定だ。 関連記事 最新トップニュース
|
なぜ勝った? 世界No.1シェアをつかんだ“Windows”(9月5日 11:00)
ソフトバンクモバイル、8月の純増数は約16万件――携帯電話契約数に関する速報(9月5日 14:40)
【今週の Web ミミズク】Google と Apple でにぎわうニュースサイト(9月5日 16:50)
TCA、8月度の携帯契約数を発表――ソフトバンクが16か月連続純増 No.1 に(9月5日 18:00)
KDDI、大人向けケータイ「URBANO」を発表――発表会にジローラモ氏が登場(8月28日 16:50)
私の周りは“geek out”している人ばかり(9月5日)
|