CSR、低消費電力、高音質を両立した第6世代 Bluetooth 製品「BlueCore6」を発表CSR は、2007年9月5日、同社の第6世代 Bluetooth 製品、「BlueCore6」を発表した。BluCore6 は、Bluetooth 仕様の最新バージョンである「v2.1+EDR」をフルサポートする。量産開始は2008年1月。ハンドセット向けの「BlueCore6-ROM」とモノラルヘッドセット向けの「BlueCore6-Audio ROM」が用意される。
BlueCore6 は、RF 性能を強化しており、BlueCore6 でクラス1 の Bluetooth レンジを実現。リンク マージンを BlueCore4 に比べて、トータルで 11dB(Tx で+4dBm、Rx で−7dBm)改善している。 高音質・低消費電力の実現が大きな特徴となっており、音声トラフィックの処理能力を改善することで、高い通話音声品質と標準的な Bluetooth 音声通信方法に対して40%の消費電力削減を実現する CSR の新技術、「AuriStream テクノロジ」を搭載する。 AuriStream に搭載される Adaptive Differential Pulse Code Modulation(ADPCM)は、CVSD の半分のレート(ADPCM:32Kbps/CVSD:64Kbps)でスキャンし、CVSD と同等の機能を実現しながら、消費電力を50%削減する。 Bluetooth はこれまで、Synchronous Connection Oriented(SCO)リンクを通じて音声を運ぶ場合に、Continuous Variable Slope Delta Modulation(CVSD)コーディング スキームを使用してきた。 しかし、SCO では、送信できなかったパケットの再送信が不可能。一方、Bluetooth 仕様v1.2以降の eSCO は、再送信をサポート。Bluetooth ヘッドセットにありがちなプツプツと音が途切れることがない、高音質な通話を実現する。 また、Bluetooth デバイスが他のデバイスをスキャンする2種の最新スキャンモードを搭載、Bluetooth システムの電力消費の50%以上を占める待機電流の低減を実現する。 BlueCore6-ROM では、Conditional Scan、Casual Scan の2つのスキャン技術を組み合わせ、Bluetooth の電力消費を最大86%低減することに成功。 Conditional Scan 使用時には、BlueCore は必要最小限の RF 回路のみ使用して 2.4GHz 帯域内のすべてのアクティビティに対してクイック スキャンを実施。RF がアクティビティを検出すると、通常の Bluetooth Page Scan/Inquiry を開始。検出されない場合には、無線はスリープ状態のままとなる。 Casual Scan モードでは、BlueCore6-ROM の周期的な起動(ウェイクアップ)と、付随するベースバンドデバイスの起動(ウェイクアップ)のシンクロが可能。これによって、BlueCore6-ROM は、VCTXO(温度補正付き電圧制御水晶発振器)の無用な起動を回避できる。 小型化にも成功しており、CSP パッケージ化することにより、競合 Bluetooth シリコンチップより小型のフットプリントを実現する。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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