『iPhone』が早くも月間最多販売スマートフォンにApple (NASDAQ:AAPL) の人気製品『iPhone』が、7月に米国で最も売れたスマートフォン製品だったことが明らかになった。iPhone の発売は6月末だったため、これは初の月間販売成績を示すものだ。市場調査会社 iSuppli が発表した調査結果によると、iPhone は米国内のスマートフォン販売台数シェア約20%を獲得し、『BlackBerry』など人気の高いスマートフォンを上回ったという。
iSuppli の最高開発責任者 Greg Sheppard 氏は取材に対し、「iPhone の7月の販売台数は、次点の競合製品 BlackBerry シリーズを10%上回った。発売後最初の1か月だということを考えれば、iPhone にとってすばらしい成果だ」と語った。 ただし、iPhone がシェアを拡大し続けられるかどうかはまだ分からない。Apple は同製品発売の半年も前に発表し、盛んに宣伝を行なったため、需要が極度に高まった。そして、発売を迎えると、新し物好きがわれ先に飛び付いた格好だ。「実際のところは、ホリデーシーズンの商戦を含む第4四半期の数字を見れば分かると思う」と Sheppard 氏は述べた。 iSuppli が米国に住む200万人以上の消費者を対象に実施したパネル調査で、人口統計的に興味深い結果が出ている。 7月に米国で iPhone を購入した人の約57%が、35歳以下の若年層だった。性別による購買者数の違いはほとんどなく、iPhone 購入者の52%が男性だ。また、iPhone 購入者の4分の1が、iPhone の独占的な通信サービスプロバイダ AT&T (NYSE:T) に乗り換えている。 iSuppli は、iPhone の売れ行きについて楽観的な予測を示しており、出荷台数の推移について、2007年が450万台、2008年には1000万台以上、そして2011年は3000万台以上になるとみている。iSuppli は2007年7月にも、iPhone の両モデル (4GB モデルと8GB モデル) を合わせた販売台数が、Palm の全スマートフォン、BlackBerry、それに Nokia (NYSE:NOK) や Samsung Electronics といった有名メーカーの機種を上回ると予測していた。 iPhone は、その価格の高さでも話題を呼んだが、今回の調査が示すように売れ行きが好調ならば、大きな売上につながる可能性がある。価格といえば、Apple が5日に iPhone の価格引き下げを行なったところ (8GB モデルの価格を599ドルから399ドルに変更)、真っ先に飛びついた消費者たちから不満の声が上がったことから、同社 CEO の Steve Jobs 氏は6日、初期購入者に対して100ドル分の商品券を提供する計画を明らかにしている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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