モバイル端末と言えば、『BlackBerry』や『Treo』、T-Mobile の『Sidekick』、その他の PDA、そして今では Apple の『iPhone』もある。知識労働者が仕事で使うために私物のモバイル端末を企業内に持ち込む例が増えており、IT 部門にサポートおよびセキュリティに関わる多くの問題をもたらしている。
調査会社 Endpoint Technologies Associates の社長 Roger Kay 氏は、次のように語る。「これは IT 部門にとって、目下の大きな問題だ。なぜならそうしたモバイル端末は、どれも管理対象になっていないためだ。IT 部門は、この分野で支援してくれるどこかのベンダーに救いを求めることになるだろう」
MDM は、HP のサポートスタッフを伴うモバイル運用のサービススイートで、企業のモバイル化において、配備/管理/サポート業務の面で IT 部門を支援する。支援対象としては、セキュリティ、設置、立ち上げ、技術サポート、モバイルインフラ、維持管理、そしてモバイル関連のアプリケーション/機器/ネットワークの統合が含まれる。
もう1つのサービス『HP Service Desk』は、機器/ソフトウェア/接続性に関する修復およびサポートのための単一窓口を提供する。HP によると、マルチベンダーの技術知識を備えた担当者を配し、24時間、世界中で対応可能という。
アナリストの Kay 氏は MDM について、HP が昨年末に端末管理会社 Bitfone を買収して獲得した技術を土台にしているとの見方を示した。HP はすでに、2月にスマートフォン『iPAQ』の新シリーズを投入すると発表した時点で、Bitfone の遠隔管理技術の活用に着手していた。