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MontaVista、『Mobilinux 5.0』でセキュリティと高い応答性を実現MontaVista の『Linux』製品は、すでに3500万台以上の機器が搭載している。しかし同社は開発の手を休めることなく、26日にモバイル機器向け OS の最新版『Mobilinux 5.0』を発表した。組み込み機器分野における Linux の普及を推し進めるとともに、競合他社を突き放そうとする動きだ。
Moblinux 5.0 はリアルタイム機能を実装した『Linux カーネル 2.6.21』をベースにしており、旧版よりもセキュリティ、性能、電力消費の面で機能が向上した。 MontaVista の製品マーケティング担当ディレクタ Dan Cauchy 氏は取材に対して、同社は数年前にリアルタイム Linux の開発を一部支援しており、リアルタイム機能は「当社にとってお手の物だ」と語った。 Mobilinux 5.0 の開発では、Linux の応答性を高め、応答時間を短縮することが中心課題だった。『Execute In Place』(XIP) 機能は、Linux やアプリケーションの動作に必要な RAM 容量の削減を目的としている。Cauchy 氏によると、XIP 機能によって開発者はかなりの RAM を節約できるという。 また、MontaVista は『Library Optimization Tool』(LOT) の採用によって、プロジェクトから未使用かつ不要な部分を削除し、容量をさらに縮小することを目指している。 「従って、製品を実装するまえにこのツールを使ってみるといい」と Cauchy 氏は述べ、未使用のライブラリを含むコードがあれば削除されると説明した。 Cauchy 氏によると、Mobilinux 5.0 における最適化の結果として、同 OS を搭載した携帯電話は5秒以内で起動できるという。起動に要する時間は、Microsoft 製 OS を採用した携帯電話や Apple の『iPhone』よりも短い、と同氏は主張する。 セキュリティ面だが、Mobilinux 5.0 はモバイル版の『SELinux』(Security-Enhanced Linux) を実装している。Cauchy 氏はこの点について、業界初だと語った。SELinux は、米国家安全保障局 (NSA) が最初に開発したカーネルモジュールで、ユーザーおよびアプリケーションの権限に基づき、きめ細かなアクセス制御をカーネルレベルで実施できる。 関連記事
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