ASUSTek、児童向け低価格ノートパソコン『Eee PC』の出荷開始非営利団体 One Laptop per Child (OLPC) など、低価格ノートパソコン プロジェクトにますます注目が集まるなか、新たな企業が同分野に参入した。ただし、OLPC のように発展途上地域の教育環境充実といった目的ではなく、一般消費者向け市場を志向した製品だ。
台湾のパソコン機器メーカー ASUSTek Computer は1日、カリフォルニア州スタンフォードで開催したイベントで、『ASUS Eee PC』の出荷開始を発表した。同社によると、これはインターネット「ガジェット」で、機能の多くは通常のノートパソコンと同じだが、「ノートパソコン」とは呼びたくないという。その理由は、従来の業務用モバイル市場や、デスクトップ代わりとしてのポータブル パソコン需要市場とは異なる市場を狙っているからだ。 ASUSTek が Eee PC で狙うのは、児童向け市場だ。子供に好かれるカラフルなデザインで、不要なハードウェア機能をそぎ落とした Eee PC は、パソコンユーザーのなかで最も若い層に訴求することを狙っている。製品名にある3つの「E」は、「Easy to work (作業のしやすさ)」「Easy to learn (学びやすさ)」「Easy to play (遊びやすさ)」を意味する。パソコン本体は、白、ライトブルー、ライトグリーン、ピンクの4色展開だ。 標準的なノートパソコンと比べると、Eee PC には複数の長所と目立った短所がある。399ドルという低価格と、7インチ画面の小型サイズおよび1キロ弱という重量は、購入の敷居が低く、持ち運びもきわめて容易だということを意味する。別の長所としては、4GB の半導体ストレージが挙げられる。これにより、素早い起動とシャットダウンを実現しており、起動に要する時間は『Linux』でわずか15秒ほど、『Windows XP』で30秒ほどだ。 Eee PC のメモリは512MB で、Intel のモバイル用プロセッサと Wi-Fi 接続機能を搭載している。また Web カメラを内蔵しているほか、音声制御機能も備え、アプリケーション ランチャーは、Web ブラウザを開く「Computer Web」など、14種類のコマンドに反応する。 短所として挙げられるのは、ディスプレイが明るくて画質も良いとはいえ、通常のノートパソコンよりもかなり小さい点だ。また、ストレージ容量が限られているほか、内蔵型の CD または DVD ドライブも搭載していない。 関連記事 最新トップニュース
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