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2007年11月14日 09:00

「品質」とは何か

今回は「品質」について考えてみる。

実際に製造業のように物が存在しているのならば、「これは質が良い」とか「粗悪品だ」などということは簡単に分かる。もちろん最近の食品偽装などでは分からないこともあるのだが…。

しかし、リスティング広告の「品質」とは何を指せばいいのだろうか?

一言で「品質」とは言うものの、見る人によって様々な側面があるのではないだろうか。

まずは広告主様から見てみることにする。

広告主様からするとリスティング広告に出稿する最大の目的は、「如何に効率的にお客を確保できるか」ということではないだろうか。

極端な話、1クリックで1人確実にお客を確保できればこれほど効率が良いことは無い。広告主様からするとこれが質の良い広告になるだろう。 一方でユーザーからするとこれは違ってくる。

ユーザーはクリック単価やどれだけクリックされやすいか等は一切関係ない。「自分の探している情報と広告が適合する」ことが重要であり、その様な広告が的確に露出されてクリックをして情報を得られるというのが「質が良い」ということになる、と考えられる。

最後に広告を露出する媒体ではどうだろうか。

媒体の側面から見た品質については上記の2つと違って、いくつか挙げることが出来る。

1つは「サイトとの適合性」である。例えば女性向けのサイトにキチンと女性向けの広告が出る。それによって効率的で、品質が良いという認識になる。

2つ目は「広告主様のレベル」である。媒体を訪れるユーザーに迷惑をかけるということはあってはならないことだ。そのリスクを抑えるためにも、広告主様のレベルをある一定以上に維持をするということは重要なことだ。

3つ目は「クリックされる広告」だ。媒体としてはクリックされることで始めて収益が上げられる。その為に広告枠を提供している訳だ。ここで的確に収入を上げることが出来る広告、つまりユーザーがキチンと広告文を認識してクリックされる広告は品質が良いということになる。

上記3つの「品質が良い」という点に共通する点を敢えて挙げるのならば「クリックをされる」という点ではないだろうか。効率的にクリックをされる広告というのは、広告主様にとってもユーザーにとっても、媒体にとっても基本的に品質が良いと考えるべきだと考えている。

もちろん以前にも書いたようにクリック率が全てでは無い。

露出するだけでもある一定の効果は見込めるだろうし、広いユーザーではなくよりピンポイントにして、確実にお客に転化させるという手法をとることももちろん有効な手法であることに間違いはない。

しかし、「品質」という点をフォーカスして最大公約数を考えるのならば「如何にクリックされるのか」という点は重要なファクターであることは間違いない、ということに異存はないだろう。

他にも品質を測る点はいくつかあるのだが、その多くが広告主様ではいかんともし難い部分が多い。その様な点を考える前にまずクリック単価同様に自らがコントロールできる要素であるところの広告文をクリックしやすいように作ることから始めてみてはどうだろうか。

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