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2007年11月16日 11:30

Microsoft、『Windows Embedded CE』の最新版を出荷

Microsoft は、横浜で開催された組み込みシステム技術の展示会 『Embedded Technology 2007』(日本時間14-16日開催) の席上で、非パソコン機器用 OS の最新版『Windows Embedded CE 6.0 Release 2』の出荷開始を発表した。

Microsoft の Windows Embedded Business 部門でゼネラル マネージャを務める Kevin Dallas 氏は、9月にボストンで開かれた『Embedded Systems Conference East 2007』の基調講演で、「今年の組み込みデバイスの出荷台数は30億台との予測が出ており、多く (の開発者) と当社にとって、莫大なビジネスチャンスであることは非常に明白だ」と述べていた。

実際、Microsoft が過去2年間に Windows Embedded 製品の開発に投じた資金は1億ドルを超えており、Dallas 氏は13日に発表した声明で「今年だけでも、当社は同分野における研究開発費を33%増の7500万ドルにまで増やした。そのうち500万ドルはコミュニティと学術機関による開発関連に充てたものだ」と語った。

Release 2 は前のバージョンと比べ、システムのカーネルに大きな変更を施していない。とはいえ、OS の主要部分については、いくつか強化した点がある。たとえば Release 2 は、『Windows Vista』が備える API の『Web Services on Devices』(WDS) に完全対応した。

さらに Release 2 は、VoIP テレビ電話機能もサポートしている。デバイスメーカーは、既存の Windows CE 6.0 搭載製品の設計に、VoIP、動画、スリーウェイ オーディオといった応用形態を追加することができる。

また Release 2 における Web ブラウザ『Internet Explorer』の実装では、Web ページ表示の高速化を実現している。そのほか、取り替え可能な新しいフォント エンジンにより、開発者は自身の応用製品開発の際、サードパーティ製のフォント エンジンを利用することができる。そして自動検出機能も刷新しており、シン クライアントを『Windows Server 2008』に接続することも可能だ。

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