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2008年1月9日 09:00

年頭所感

このコラムを書いて2回目の新年を迎えることが出来た。これもひとえに読者のみなさんを始め、弊社を支えて頂いている広告主様、代理店様、提携サイト様、そしてスタッフ一同のお陰である。この場を借りてお礼を申し上げたい。

さて、この業界は様々な状況が目まぐるしく動くため「ドッグイヤー」と例えられて久しいが、昨年を振り返るとそれ以上に早く感じた。まるで今年の干支でもある鼠の一年である「マウスイヤー」の様だった気がしてならない。ちなみにドッグイヤーは1年が7年の速さ、マウスイヤーは1年が18年であるとのことだ。

やはりこの業界で昨年最も感じたことは、PC で先行している2社がモバイルに本腰を入れて来た事である。既に様々なニュースで取り上げられているように、公式サイトのみならずモバイルサイトで非常にトラフィックの大きい SNS や、逆にまだトラフィック自体は少ないが今後大きく伸びが期待されているサイトを含めアライアンスを広げている。

PC のリスティングと比較すると、モバイルリスティング市場は決して大きいとはいえない状況であることは間違いない。PC での実績のあるプレイヤーが本格的に参入してきたことで、今年は昨年以上にモバイルリスティング市場はより一層拡大していくであろう。

この様にモバイルリスティング業界は非常に伸びており、今年も継続的に伸びていく事は間違いないと思うが、一方でいくつかの代理店様や広告主様からは若干の伸び悩み感があるというご意見も頂いている。

これは私が考えるに、モバイルリスティングを含めモバイル広告全体の期待感による広告主様の出稿スピードの速さが引き起こしているのではないだろうか。

つまり、リスティング広告で言うならば、全体の検索数よりもモバイルリスティング広告に期待をもたれて出稿される広告主様の増加数の方が早く、結果として一広告主様の割り当てが以前に比べて減ってしまうことが起こってしまっていることが、この様な不満が囁かされる原因となっていのではないだろうか。

現に私共のデータを見ても特に人気のあるカテゴリに関してこの様な状況が如実に現れている。

一昨年モバイルリスティングを行うという広告主様は、PC での実績や成功体験を持っていることが多く、それをモバイルでも実現させようという、ある意味先駆的な広告主様が多かったように見受けられた。これが昨年になるとこの先駆的な広告主様が効果を上げたのを見た、競合がモバイルリスティングに広告を出稿するといった流れが出てきた。

その流れが急激であったため、パイの取り合いと言う状況が発生したというのが、私の考えである。

ここからはあくまでも私見ではあるが、今後はこの先の流れが起きるのではなかろうか。それは、PC サイトのみしか持っていなかった企業が積極的にモバイルサイトを構築することで、そのプロモーション手段の一環として費用対効果が良いリスティング広告に出稿をしてくるということだ。

これが今年になるのか断言は出来ないが、遅かれ早かれこの流れが現れてくるのは間違いないだろう。

前述したが子年であり、まさしく「マウスイヤー」の様な早い変化がモバイルリスティング業界にも起こってくるのは間違いないだろう。

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