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『Macworld Expo』開幕、今年の主役は薄型ノートパソコン『Macworld Expo』開催初日となった15日の朝、現地サンフランシスコには重い霧がたち込めていたが、Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏は会場の熱烈な『Mac』ファンに、明るい陽の光をもたらした。
今回のイベントまでの数週間、さまざまな噂が飛び交ったが、Jobs 氏の基調講演における発表内容に、完全に予想を裏切るものはなかった。それでもなお、会場に詰めかけた聴衆は、Jobs 氏の語る一語一句に耳を傾け、Apple の新製品デモに見入っていた。 Jobs 氏は4つの発表を行なったが、このうち今回の主役が新しいノートパソコン『MacBook Air』だったことは明らかだ。Jobs 氏は同製品について、世界で最も薄いノートパソコンだと自ら宣言した。 MacBook Air は確かに小さい。重量は約1.36kg で、厚みは最厚部が1.94cm、最薄部はわずか0.4cm しかない。これは、Sony の小型ノートパソコン『VAIO type T』TZ シリーズの22.5mm から29.8mm という薄さを凌駕する。MacBook Air は13インチの画面を備え、標準モデルの価格が22万9800円となっている。早ければ2週間後に出荷開始の予定だ。 また Jobs 氏によると、Sony など超小型ノートパソコンのベンダーが、同製品より厚みのある設計においてすら受け入れざるを得なかった「多くの妥協」を Apple は回避したという。 たとえば MacBook Air は、他の超小型ノートパソコンと異なり、フルキーボード、ゆったりとしたトラックパッド、より高速なプロセッサを備える。標準モデルが搭載するプロセッサは、4MB の L2 キャッシュを備えた1.6GHz 駆動の Intel 製『Core 2 Duo』だが、小型化を実現するために特別仕様となっている。 洗練されたデザインに加え、MacBook Air は『iPhone』のタッチスクリーンで採用したユーザーインターフェース機能を備えている。同ノートパソコンのトラックパッドは、マルチタッチのジェスチャー入力に対応し、指1本で写真の回転や移動、画像のスクロールができ、2本の指でつまんで画像の拡大縮小も行なえる。 そのほかに標準モデルが備える機能には、2GB のメモリ、80GB のハードディスク ドライブ、内蔵『iSight』カメラ、バックライト付きキーボード、そしてワイヤレス接続性として、『AirMac Extreme』(802.11n 準拠) および『Bluetooth 2.1 + EDR』がある。 Jobs 氏によると、さらにオプションで 64GB のソリッドステート ドライブ (SSD) を提供するという。このほかに同氏は、『iTunes Store』における映画レンタルサービスをはじめ、ワイヤレス接続のファイル バックアップ アプライアンス『Time Capsule』や、機能を刷新した新型『Apple TV』、iPhone 用の新版ソフトウェアの発表を行なった。 関連記事
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