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大きな期待が寄せられるケータイワンセグ視聴調査
■ワンセグケータイ販売が好調
ワンセグが視聴できるケータイの販売が好調だ。
電子情報技術産業協会が発表した2007年12月の国内向け携帯電話出荷台数によると、地上デジタル放送が受信できる機種が累計で2,047万台となり、2,000万台を突破した。
7月に累計1,000万台を突破してから、5カ月でほぼ倍増した。弊社のモバイルリサーチ会員でもワンセグケータイを所有する割合は全会員の10%に達し、ここ半年で人数は倍増している。
ワンセグをユーザーが利用する上で下記のようなメリットがある。
・手軽な操作でクリアーなテレビ放送を楽しめる
・データ放送サービスを受けられる
・無料で視聴できる
■ワンセグデータ放送を使ったプロモーション事例
データ放送サービスには、プロモーションと連動した新しい試みも行われている。
昨年、携帯電話のワンセグ機能とおサイフ携帯機能を利用して、首都圏をエリアとする日本テレビのワンセグを携帯端末で視聴すると、視聴中に自動的にコカコーラの缶コーヒーが無料で手に入れられる電子クーポンが配信されるというプロモーションが期間限定で実施された。
ワンセグ視聴者はその電子クーポンをコカコーラの電子マネーが利用できる「Cmode」対応自動販売機の読み取り機にかざすことで新製品缶コーヒーのサンプル1本が無料で貰える仕組みであった。
今後、ワンセグ機能が標準搭載されたケータイが普及すると、このようなプロモーションを展開する企業が続々と現れると予想されている。
■ワンセグ視聴率の現状
テレビ視聴率については、日本では現在、調査会社ビデオリサーチが全国の6600世帯を対象に調査している。関東圏、中部圏、関西圏の調査モニターはそれぞれ600世帯で、家庭内の最大8台までのテレビにセンサーを付け、視聴データをオンラインで集計しているという。
しかし、ケータイでワンセグを見る人は調査の対象とはならず、視聴率の対象とはならない。ただ、これだけワンセグが視聴できるケータイが増えると、ワンセグの視聴データは無視できないものとなってくる。特に北京オリンピックを控え、加えてワンセグ独自の放送も始まると、視聴する人や視聴される番組も大幅に増えるかもしれない。
そうなると、自宅にあるテレビとの棲み分けや、ワンセグがもたらすライフスタイルの変化も気になるところである。
ただ、現状ではワンセグの視聴動向を何かしらの機器を使って測定する術はない。
視聴動向を推定する方法としては、調査会社のモニターにワンセグ端末で何を見たかを日記方式で紙に記録してもらう方法や、まとめてパソコンに入力してもらう方法が使われることが多い。また、これまで様々な調査会社が、ワンセグ視聴に関わるアンケート結果を発表しているが、視聴に関する意識的な部分は捉えられていると思うが、実態に迫っているとは言い難い。
ワンセグの視聴実態が明らかにならないと、ワンセグの番組に広告はつきにくくなることは当然だ。
ただ、ケータイワンセグの視聴動向に迫ることができると「個人に紐付いた視聴」が把握できる。「世帯に紐付いた」据え置き型テレビとは決定的に違う貴重なデータとなりうる可能性が大きい。
テレビの広告主にとって、個々の視聴者の属性や消費動向は貴重な情報となる。ワンセグの視聴モニターを募り、個人の視聴データのみならず、個人の年齢、性別など属性情報までを入手できれば、従来の視聴率調査をはるかに上回る広告戦略が可能になる。
上記を実現させるために、現状最も効果的な手法がモバイルリサーチで試みられている。次回はそのやり方について説明したい。
(執筆:ネットエイジア株式会社 マーケティング事業本部 R&D室 室長 境野智樹)
ワンセグが視聴できるケータイの販売が好調だ。
電子情報技術産業協会が発表した2007年12月の国内向け携帯電話出荷台数によると、地上デジタル放送が受信できる機種が累計で2,047万台となり、2,000万台を突破した。
7月に累計1,000万台を突破してから、5カ月でほぼ倍増した。弊社のモバイルリサーチ会員でもワンセグケータイを所有する割合は全会員の10%に達し、ここ半年で人数は倍増している。
ワンセグをユーザーが利用する上で下記のようなメリットがある。
・手軽な操作でクリアーなテレビ放送を楽しめる
・データ放送サービスを受けられる
・無料で視聴できる
■ワンセグデータ放送を使ったプロモーション事例
データ放送サービスには、プロモーションと連動した新しい試みも行われている。
昨年、携帯電話のワンセグ機能とおサイフ携帯機能を利用して、首都圏をエリアとする日本テレビのワンセグを携帯端末で視聴すると、視聴中に自動的にコカコーラの缶コーヒーが無料で手に入れられる電子クーポンが配信されるというプロモーションが期間限定で実施された。
ワンセグ視聴者はその電子クーポンをコカコーラの電子マネーが利用できる「Cmode」対応自動販売機の読み取り機にかざすことで新製品缶コーヒーのサンプル1本が無料で貰える仕組みであった。
今後、ワンセグ機能が標準搭載されたケータイが普及すると、このようなプロモーションを展開する企業が続々と現れると予想されている。
■ワンセグ視聴率の現状
テレビ視聴率については、日本では現在、調査会社ビデオリサーチが全国の6600世帯を対象に調査している。関東圏、中部圏、関西圏の調査モニターはそれぞれ600世帯で、家庭内の最大8台までのテレビにセンサーを付け、視聴データをオンラインで集計しているという。
しかし、ケータイでワンセグを見る人は調査の対象とはならず、視聴率の対象とはならない。ただ、これだけワンセグが視聴できるケータイが増えると、ワンセグの視聴データは無視できないものとなってくる。特に北京オリンピックを控え、加えてワンセグ独自の放送も始まると、視聴する人や視聴される番組も大幅に増えるかもしれない。
そうなると、自宅にあるテレビとの棲み分けや、ワンセグがもたらすライフスタイルの変化も気になるところである。
ただ、現状ではワンセグの視聴動向を何かしらの機器を使って測定する術はない。
視聴動向を推定する方法としては、調査会社のモニターにワンセグ端末で何を見たかを日記方式で紙に記録してもらう方法や、まとめてパソコンに入力してもらう方法が使われることが多い。また、これまで様々な調査会社が、ワンセグ視聴に関わるアンケート結果を発表しているが、視聴に関する意識的な部分は捉えられていると思うが、実態に迫っているとは言い難い。
ワンセグの視聴実態が明らかにならないと、ワンセグの番組に広告はつきにくくなることは当然だ。
ただ、ケータイワンセグの視聴動向に迫ることができると「個人に紐付いた視聴」が把握できる。「世帯に紐付いた」据え置き型テレビとは決定的に違う貴重なデータとなりうる可能性が大きい。
テレビの広告主にとって、個々の視聴者の属性や消費動向は貴重な情報となる。ワンセグの視聴モニターを募り、個人の視聴データのみならず、個人の年齢、性別など属性情報までを入手できれば、従来の視聴率調査をはるかに上回る広告戦略が可能になる。
上記を実現させるために、現状最も効果的な手法がモバイルリサーチで試みられている。次回はそのやり方について説明したい。
(執筆:ネットエイジア株式会社 マーケティング事業本部 R&D室 室長 境野智樹)
記事提供:ネットエイジア株式会社
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