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2008年3月21日 12:40

Verizon、700MHz 周波数帯の競売で最多のライセンスを落札

著者Kenneth Corbinオリジナル版を読む海外海外発
米連邦通信委員会 (FCC) が実施した無線周波数帯の競売で最も多くのライセンスを落札したのは、予想どおり Verizon Wireless だった。この競売では、2009年2月から利用可能になる700KHz 周波数帯を手に入れようと、各社がしのぎを削っていた。

調査会社 Stifel, Nicolaus & Co. によると、Verizon Wireless は競争が激しかった C ブロックにおいて、数多くの地域ライセンスを総額96億3000万ドルで落札し、これによって同社は事業を「全米で展開」することが可能になったという。

また、B ブロックでは AT&T が総額66億4000万ドルで227ライセンスを落札した。

両社をはじめとして、この競売でライセンスを落札した企業は、700MHz 周波数帯の利用が可能になる2009年2月に帯域の割り当てを受けることになる。すべてのテレビ放送がデジタルに移行するのに伴うものだ。

テレビ放送のデジタル化で開放される700MHz 帯は、建物の中にまで電波が届く上に到達距離も長いため、非常に高値がついた。

競売の結果、米政府は195億9000万ドルを手に入れるが、そのうちの162億7000万ドルは Verizon Wireless と AT&T の2社が支払うことになる。

通信事業者は新たに獲得した周波数帯を利用して、これまで以上のデータ転送速度を持つネットワークを構築できるようになる。また、Verizon は C ブロックを獲得したことで、ネットワークの改善計画を進めることが可能になる。

Verizon は声明で、「競売の結果に非常に満足している」としながらも、FCC の規則によってこれ以上のコメントはできないと述べている。

Web 検索大手の Google もオークションに参加したが、ライセンスは1つも落札できなかった。

Stifel によると、Google は「喜んで手を引いた」という。入札競争が非常に激しく、FCC が「オープンアクセス」ルールを導入し、C ブロックの落札者はどのような機器やソフトウェアでも使用できるように周波数帯を開放しなければならないとしたからだ。

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