Microsoft の買収提案に揺れる Yahoo! だが、仕事は何事もなかったように進めているようだ。同社はワイヤレス技術見本市『CTIA Wireless 2008』(3日閉幕) で、携帯機器における検索体験の改善を目指し、モバイル検索サービス『oneSearch 2.0』を発表した。
急成長しつつあるモバイル市場の規模は非常に大きい。たとえば IDC の推計によれば、2007年の米国におけるモバイル広告の売上は3億4700万ドルだったという。同社は、この額が2011年までに40億ドルに膨れ上がるとの予測を示しており、その上モバイル広告市場には、デスクトップ検索市場における Google のような支配的存在がまだない。
Yahoo! は2007年、画面とユーザーインターフェースに制約のあるモバイル機器用の検索サービス『oneSearch』を開始した。Yahoo! の Connected Life 担当執行副社長 Marco Boerries 氏は CTIA の講演の席上で、その年のうちに世界中の通信事業者29社と提携を結び、これらの契約によって網羅したユーザー数は6億人以上を数えると語った。「われわれは oneSearch 2.0 によって、消費者が携帯電話でインターネットを使う方法を根本的に変えようとしている」