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Apple が『iPhone 3G』を発表、7月から世界発売へApple は9日、恒例の開発者向けイベント『Worldwide Developer Conference』(WWDC) をサンフランシスコの Moscone West Convention Center で開始した。同イベントにおいて、Apple が『iPhone』新型を発表すると多くの期待が集まっていた。
同社 CEO の Steve Jobs 氏らはその期待を裏切ることなく、2時間の基調講演は iPhone が話の中心だった。チケットが完売となった WWDC の基調講演には5200人の聴衆が集まり、その中には元米国副大統領で現在は Apple の役員を務める Al Gore 氏や、シリコンバレーのエリートたちも数多く居並んだ。 肝心の iPhone だが、印象深かったのは価格の引き下げだ。その金額は、3G ネットワーク対応の『iPhone 3G』標準モデル (容量8GB で2年間のサービス契約込み) で199ドルだ。 今回の iPhone 3G は以前のモデルと異なり、GPS 機能を内蔵している。「位置情報サービスは非常に重要だ」と Jobs 氏は語った。 iPhone 3G は端の部分の厚みがやや薄くなったが、基本的な外装デザインはほとんど変わらない。また新機種では、ヘッドフォン ジャックが側面より奥まった位置にあったのを改めたと Jobs 氏がコメントすると、会場は大きな拍手に包まれた。それは、聴衆の心をつかむのに、同氏が何か特別なことをする必要がなかったことの証左だ。 399ドルだった iPhone の現行モデルだが、Jobs 氏によるとすでに完売だという。Apple は今回の新機種キャンペーンで、「通信速度が2倍で価格は半分」と謳っている。 iPhone 3G の8GB モデルは上述通り価格が199ドルで、16GB モデルは価格が299ドルとなる。外装はブラックとホワイトの2種類を用意する。Jobs 氏によれば、8GB モデルの価格199ドルが、世界各国の Apple ストアにおける iPhone 3G 標準モデルの価格となるという。iPhone 3G の両モデルは、7月11日から日本を含む22か国で販売が始まり、年内にはさらに販売地域が拡大する。 iPhone 3G の紹介では、新しいアプリケーションに加え、『iPhone 2.0』ソフトウェアにおける企業向けサポートに関する概要説明に多くの時間が割かれた。Apple は同ソフトウェアについて、3月にソフトウェア開発キット (SDK) とともに試用版をリリースしていた。 Jobs 氏によれば、Fortune 500 企業の35%が、すでに SDK のベータテストに参加しているという。またこの無料 SDK は、3月のリリース以来ダウンロード数が25万回を超えたという。
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