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モバイル2008年7月3日 18:00
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Wi-Fi Alliance、VoIP 認定プログラム開始、802.11n 正式版は2009年7月に発表か?

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著者:japan.internet.com 編集部
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Wi-Fi Alliance シニア マネージャー Kelly Davis-Felner 氏
Wi-Fi Alliance
シニア マネージャー
Kelly Davis-Felner 氏
無線 LAN の非営利業界団体 Wi-Fi Alliance は、2008年7月3日、記者向けのメディアブリーフィングを行った。

Wi-Fi Alliance は6月30日には、米国において、Wi-Fi 上の VoIP に関する認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal」を発表しているが、この新プログラムに関して、Wi-Fi Alliance のシニア マネージャーである Kelly Davis-Felner 氏が説明を行った。

一般家庭や SOHO の環境では、Voice over Wi-Fi は、複数のデバイスが混在するネットワーク環境で使われており、データ、オーディオ、音声、動画の各データストリームの帯域幅が競合している。ベストなユーザー利用環境を実現するためには、音声データのトラフィックを最優先する必要がある。

「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal」では、実際のネットワークのトラフィック ストリームを模した環境で、音声通信の主要なパフォーマンス評価基準をテストする。

パフォーマンスの評価基準は、パケットロスが1%未満(バーストロスはゼロ)、レイテンシが50ミリ秒未満、最大ジッタが50ミリ秒未満といったもの。

「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal」認定製品は、802.11a/b/g/n draft 2.0 といった中核となる相互接続性、セキュリティ保護の「Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)」、QoS を確保する「Wi-Fi Multimedia(WMM)」、バッテリー寿命を延長する「WMM Power Save」(アクセスポイントのみ)などにも合格したものとなる。クライアント・アクセスポイントの双方が認定を受けている。

また、音声対応 Wi-Fi デバイス市場の成長に伴い、2009年には「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Enterprise」を開始する予定であるという。

Voice-Enterprise は、優先付け、モビリティ/ローミング、コール容量、音声品質など、クライアントデバイスとアクセスポイントにおける音声関連特性のパフォーマンスをテスト。無線リソース管理(802.11k)と無線ローミング(802.11r)など、追加されたネットワークインテリジェンスと効率についても評価する。

シスコシステムズ テクニカル ディベロップメント プロダクトマネージャ 竹山哲治氏
シスコシステムズ
テクニカル
ディベロップメント
プロダクトマネージャ
竹山哲治氏
Felner 氏に続いて、シスコシステムズのテクニカル ディベロップメント プロダクトマネージャの竹山哲治氏が、Cisco の次世代ワイヤレスと Wi-Fi への取り組みについて説明を行った。

竹山氏は北陸先端科学技術大学院大学やイビデンでの導入事例などを紹介するほか、802.11n の仕様に関するアップデートにも触れた。

802.11n draft 2.0 認定商品は、2007年の10月より市場に投入されているが、最終的な 802.11n 規格の公告は、2009年の7月になるという。認定製品の登場は同じく2009年の8月と予想されている。

なお、draft 2.0 は完成形に近いとされ、正式版に移行するにあたって、ハードウェアの変更はなく、ファームウェアに関しても変更がない可能性があるという。
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