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2008年7月22日 09:00

『WiMAX』の普及が遅れている要因とは

著者Judy Mottlオリジナル版を読む海外海外発
『WiMAX』導入をためらっている企業は正しいかもしれない。調査会社 Gartner が発表した最新の調査報告によれば、WiMAX が成熟したネットワーク オプションとして世に出るまでに、まだ2年から3年はかかるという。遅れの要因となっているのは、ネットワーク構築に伴う困難や対応する携帯型機器の普及の遅れだ。

だからといって、140億ドルを投じて全米規模の WiMAX 事業会社を設立するという Sprint NextelClearWire の計画が頓挫する可能性は低いが、より高速なワイヤレス データサービスやアプリケーションを熱望している企業にとっては、がっかりするニュースだったかもしれない。

Gartner のアナリスト Phillip Redman 氏は取材に対して、「これまでのところ、モバイル データサービスにおける成功は限られたもので、まだデータ独立型技術としての能力が証明されるにはほど遠い」と述べている。

モバイル性がビジネスの差別化要因と見なされるようになっている今、各企業は、モバイル データサービスを拡大および向上させる改良型ネットワーク技術を強く待ち望んでいる。

WiMAX は、「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、ポイントツーマルチポイント アーキテクチャを用いた固定ブロードバンド ワイヤレス MAN (Metropolitan Access Network:LAN よりも大きく WAN よりも小さい中規模ネットワーク) だ。

この技術が完成すれば、最大30マイル (約48キロメートル) の距離から超高速ダウンロードおよびアップロードが可能になるとされる。また、通話の中断やデータパケットの消失といった厄介な問題が解消され、リアルタイムのマルチメディア体験や安定性の高いアプリケーションを提供できるようになる。

Gartner の調査報告によれば、WiMAX はまず「ニッチ」の技術として導入され、過去数年にわたって『Wi-Fi』がそうだったように、従量課金モデルが適用されるという。

Gartner は WiMAX の普及を妨げる大きな要因として、WiMAX に対応した携帯機器の不足、有線ブロードバンド ネットワークとの厳しい競争、高額な初期設備投資費用、利用可能な周波数帯の問題などを挙げている。

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