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Nokia、キャリア縛りのない携帯電話3機種を発売フィンランドの携帯電話メーカー大手 Nokia は、従来の携帯電話の販売方法を改め、消費者の選択肢を拡大し、機能を充実させながら、利益を確保しようとしている。
しかしこうした方針転換により、端末購入にあたって消費者が負担する初期費用は大きく跳ね上がる。消費者はどのように受け止めるのだろうか。 Nokia は今週、『N』シリーズ端末の新モデル3種を発売した。いずれも、特定の移動体通信事業者と提携したものではなく、いわゆる「キャリア縛り」のない形の販売だ。ただしこうした販売形態は、通信事業者が端末コストの一部を負担しないため、消費者が支払う小売価格が上がることを意味する。 そして新モデルの『N96』『N85』『N79』では、消費者が400ドルから900ドルを負担することになるが、Nokia はこの販売形態について、より多くの選択肢を消費者に提供するための取り組みを示すものとしている。 Nokia で N シリーズ端末の北米担当製品マネージャを務める Ira Frimere 氏は取材に対し、「機能を1つ増やすとか、外観を変えるといった話ではない。すべてを1つにまとめ、利用者の生活を向上させ、利用者が必要とすることなら何でもできる端末にしようということだ」と語った。 マーケティング面の重要な要素も働いている。携帯電話ベンダーと通信事業者は、競争の激しいスマートフォン市場でのシェアを獲得するために奮闘しており、最初からキャリア縛りのない端末を提供することが、大きな差異化要因として浮上しつつある。 これまで携帯電話は、特定のキャリアと結びつく形で販売されてきた。AT&T が米国内で Apple の『iPhone』を独占販売しているのもその例だ。一般にこのような提携のおかげで、消費者は魅力的な低価格で携帯電話を入手できる。それは、長期の料金プラン契約を通じて持ち出し分を取り戻せるとの見通しを前提に、通信事業者が端末コストの一部を負担するためだ。契約条件として端末と特定の通信事業者を結びつければ、利用者が迷うことは基本的になくなる。 しかし、この方法が変わりつつあるようだ。Nokia は昨年、キャリア縛りのない端末を1機種だけ発売した。昨年半ばに投入したスマートフォン『N75』だ。そして選択肢を増やすという言葉通り、Nokia は通信事業者との提携のもと、N75 と今回の新モデル発売までの間に10機種の N シリーズ端末を発売している。 同様の動きは競合相手も見せており、先週 Palm が、同じくキャリア縛りのない端末として『Treo Pro』を発表済みだ。 関連記事 最新トップニュース
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