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HP、同社2機種目のビジネス向けスマートフォンを出荷開始Hewlett-Packard (HP) は、同社2機種目となるビジネスユーザー向けの3G スマートフォン『HP iPAQ 912 Series Business Messenger』の出荷を開始した。HP は iPAQ 912 について、「テキストを入力しやすい」モデルと表現しているが、観測筋は、競争の激しい今日の市場において同製品がそれほど大きな影響を与えるとは考えていない。
499ドルで販売される iPAQ 912 はキャリア縛りがなく、相互運用性や生産性を実現するために必要だと HP が考える性能を備えている。OS としては『Windows Mobile 6.1 Professional』を採用し、モバイル機器管理ソフトウェア『HP Enterprise Mobility Suite』および GPS 機能を搭載している。HP にとっては、ここ1年半で2機種目のスマートフォンだ。 HP の広報担当者は取材で、QWERTY キーボードを搭載していることに触れ、「これは20ドルの電話ではなく、Eメールやテキストメッセージを頻繁に使うビジネスユーザーや外回りの従業員をターゲットにしたものだ」と述べた。 「当社にとって、この (スマートフォン) 業界は、今なお新しい領域だが、企業は重いビジネスアプリケーションが簡単に使える端末を探していると信じている」と HP は語っている。 1つ確かなことがある。HP は間違いなく激しい競争に巻き込まれる、ということだ。最近行なわれたある調査では、2008年末までには少なくとも100種類の新しい携帯端末が市場に登場することになり、製品のリリースが予定どおり進めば、Motorola の新製品だけで50機種に達するという。 8月には、Nokia の新しいスマートフォン3機種がリリースされたばかりだ。Samsung も今年に入って、『Soul』『F480』『M800』など、ハイエンドの端末を数機種リリースしている。また7月から8月にかけては、Apple が『iPhone 3G』をリリースしたのを追うようにして (iPhone リリースの陰に隠れて、という声もあるが)、Palm が『Treo Pro』『Treo 800w』を市場に投入した。 IDC が先ごろ発表した報告書によると、携帯端末メーカーは2008年第2四半期、スマートフォンも含めて総計3億600万台のモバイル機器を出荷したという。前四半期からは5.6%、前年同期からは15.3%の増加となる。 市場に溢れる製品やひしめき合う競合相手を考えると、スマートフォン市場で顧客を獲得したいと願うのなら、HP はかなりのリソースとマーケティング力を注ぎ込まなければならないだろう。 関連テーマ
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