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『Android』は企業向けモバイル端末の敵ではないGoogle と T-Mobile USA の携帯電話は、23日の発表と同時に消費者向けモバイル端末市場の大きな話題となるだろう。Google の『Android』オープン プラットフォームを搭載した同端末について、ある調査会社が2008年末までに4%の市場シェアを獲得するとの予測を示した。
このレポートは、調査会社の Strategy Analytics が19日に発表したものだ。それによると、Android 搭載端末は2008年第4四半期の米国スマートフォン市場で4%のシェアを獲得し、市場全体の販売予想台数1050万台のうち40万台を売り上げるという。Strategy Analytics は、Google のブランド力がこの「大躍進」を可能にするとしながらも、市場で競争していくには小売価格を200ドル以下に抑える必要があると述べている。 「最大の課題はデザインと価格だろう。Google は、『iPhone』のように見た瞬間素晴らしいと思えるようなデザインを作り出すと同時に、小売価格とデータプランが高くなりすぎないよう抑えることを求められている」と、Strategy Analytics のアナリスト Neil Mawston 氏は取材に対して語った。 とはいえ同端末は、苦戦を強いられている携帯電話メーカーにとっては脅威となるものの、企業を顧客とする大手メーカーが恐れる必要はほとんどないという。 この携帯電話は完全に消費者向けと目されているため、Apple や Nokia のような競合企業はそれなりに警戒すべきだが、スマートフォン大手の Research In Motion (RIM) が恐れる理由はないというのが専門家の見方だ。不安定な経済が先行きに及ぼす影響だけでも、スマートフォン メーカーと無線通信事業者にとっては十分な悩みの種となっているだけに、これは歓迎すべき見解といえる。 「Android は新たなライバルであり、手ごわいライバルが新たに増えることは、常に既存企業の生存競争を厳しくするものだ」と Mawston 氏は語り、Android の影響を最も受けやすい企業の1つとしてさらに Palm の名を挙げた。 Palm が18日に発表した四半期決算が微妙な結果だったことを考えると、2008年末に出荷予定の Palm の新 OS に楽観的だった同社 CEO (最高経営責任者) の Ed Colligan 氏にとって、この新しい携帯電話の登場が嬉しいニュースであるはずもない。 アナリストらによれば、Android およびその搭載端末「HTC Dream」の登場を気楽に眺めていられる唯一の企業は RIM だという。 「Android の登場によって、RIM の『BlackBerry』の売上が大きく落ち込むことはない。市場は十分すぎるほど大きく、Google がすぐにも RIM の市場シェアを奪い取ることはないだろう」と、AR Communications のアナリスト Carmi Levy 氏は取材に対して述べた。「一方、Apple はこの新しいライバルをもう少し警戒してもいい」 関連記事
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