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FCC、米国移動体通信業界の大型買収と大型合弁会社設立の承認へ米連邦通信委員会 (FCC) は、11月4日に行なう次回の月例会合で、Verizon Wireless による地方移動体通信事業者 Alltel の買収と、Sprint Nextel および Clearwire によるモバイル WiMAX 事業の合併会社設立を承認する見通しだ。
FCC 委員長 Kevin Martin 氏は15日、報道陣との電話会見で次のように述べた。「現在の金融市場における緊迫感が、これらの案件を迅速に処理する要因だ」 Martin 氏はこの会見のなかで、11月会合における協議事項の概略も説明した。議題のなかには、テレビ放送波の未使用帯域「ホワイトスペース」を、ライセンス不要のブロードバンド無線インターネット サービス用に開放するか否かの投票もある。ホワイトスペースの開放は、Google などのハイテク企業が支持している。 合併に関して言えば、Verizon の Alltel 買収が承認を得ることで、Verizon Wireless の顧客6870万人に Alltel の顧客1320万人が加わり、Verizon Wireless は総加入者数8190万人を擁する米国最大の移動体通信事業者となる。 現時点で米国最大の移動体通信事業者である AT&T の加入者数は、2008年第1四半期現在で7140万人だ。Alltel は34の州でサービスを提供しているが、そのなかには、Verizon Wireless がサービスを展開していない57の地方市場が存在する。Verizon Wireless は、Verizon Communications と Vodafone の合弁会社だ。 FCC によれば、Verizon Wireless は、現在 Alltel が顧客に提供しているローミング条件と同じものを提供することになるが、合併にあたりローミングに関して追加の規制条件を課すことはないという。 地方移動体通信事業者の Leap Wireless は、加入者に好ましくない影響を及ぼし、Verizon Wireless に「膨大な」範囲の周波数帯域を与えることになるとして、買収総額281億ドルにのぼる同買収案件を却下するよう FCC に申し立てていた。 なお、モバイル WiMAX の全米展開を狙った Sprint Nextel と Clearwire の145億ドル規模に及ぶ合併会社設立の承認だが、Martin 氏によれば、規制条件はいっさい課さないという。 関連記事
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