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開発者の不具合修正やコード最適化を助ける「Symbian Analysis Workbench」が発表Symbian は、2008年10月21日、不具合修正およびコード最適化にかかる時間と労力を削減し、開発を容易かつ迅速に行うための新しいツール、Symbian Analysis Workbench(SAW)を発表した。
SAW は Eclipse をベースとしたプレパッケージツールで、Carbide.c++ 開発環境に統合されたグラフィカルビューを使用して Symbian C++ ソフトウェアを最適化することで、開発者の作業を容易にする。 Symbian OS 上での開発向けに各種ツールやリソースを提供するオンラインフォーラムである Symbian Developer Network(SDN++)では、Eclipse ダウンロードサービスを提供、Carbide.c++ 内からの SAW のインストールをサポートする。 SAW は、解析、プロファイリング、ターゲット管理ツールを提供する統合型スイートで、単一のワークスペース内でのトレースイベント、リソース利用、システム動作のレポートにより、開発者がソフトウェアの動作を理解する助けとなる。 SAW の機能には、「Trace Event Viewer」、「CPU Profiler」、「Memory Usage Reporter」、「Thread State Reporter」、「Target Management」などが含まれる。 「Trace Event Viewer」は、テキストベースのディスプレイで、「Symbian OS Unified Trace Framework」からのアウトプットと互換性を有する。開発者はこの「Trace Event Viewer」によってソフトウェアの状況を把握し、イベント全ての完全な履歴を確認できる。 「CPU Profiler Viewer」は、ソフトウェア内でプロセッササイクルを最も多く消費しているホットスポットやボトルネックを特定するために、プロセッサの動作を可視化する機能。表示される関数名を解決するためにデバッグシンボルデータや ROM ビルドログが使われているため、開発者は最も使用頻度の高い関数を素早く容易に把握し、より詳細な検証が行える。 「Memory Reporter Viewer」では、ソフトウェアを最適化するため、ヒープ領域、実行可能ファイル、機能ごとに、時間とともに変化するメモリ使用状況を確認できる。メモリリークの検出やピークメモリ使用量の確認ができるだけでなく、フラグメンテーションなどのメモリに関する複雑な問題を理解できる。 「Thread State Viewer」は、スレッドの生成・破棄された時間、および時間とともに変化するスレッドの遷移を表示することで、プログラム実行を中断することなくスレッド動作を可視化する。既存のデバッグツールでは見極めが難しい、実行中のスレッド間の相互関係を理解できる。 「Target Management」は、FTP ファイルの管理エージェントおよび TelNet のコマンド実行エージェントを提供し、デスクトップ上からデバイスコントロールを可能にする。 SAW v1.0は、Symbian OS v9.4および今後リリースされるすべてのバージョンをサポートする。 関連記事 最新トップニュース
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