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普及が進む Wi-Fi ネットワーク、セキュリティ面ではやや不安もストレージ大手 EMC のセキュリティ事業部門の RSA Security が実施した最新の調査によれば、企業や一般消費者による Wi-Fi ネットワークの利用はますます増加しているが、セキュリティ対策の面で遅れも見られるという。
今年で7回目となる RSA の『Wireless Security Survey』を見ると、ニューヨーク、ロンドン、パリのワイヤレス ネットワーク利用者は「激増」している。 データセキュリティに対する関心がこれまでになく高まっており、特に、注目を集めた TJX Companies のデータ漏洩事件がまだ尾を引いていることもあって、今回の調査では、企業や家庭内におけるネットワークの Wi-Fi セキュリティ水準が、以前よりも向上していることが明らかになった。しかし、まだまだ改善の余地はあると RSA は述べている。 調査結果を具体的に見てみよう。ニューヨークで稼働中のワイヤレス アクセスポイントは約9000か所で、2007年から45%増加したが、伸び率としては前年比49%増だった2007年を若干下回っている。 これに対して、パリのアクセスポイントは4481か所で前年比543%増となり、また、ロンドンは1万2276か所で「もっともワイヤレスな都市」の地位を保った。 さらに今回の調査では、3大金融都市圏における家庭内ワイヤレス ネットワークの状況も発表された。アクセスポイントのうち家庭内にあるものの割合は、ニューヨークで19%、パリで21%、ロンドンでは55%となっている。 RSA の調査では、ニューヨークの企業内アクセスポイントの97%はある程度の暗号化機能を取り入れていることも分かった。これは前年比21ポイント増で、調査が行われたこれまでの7年間で最高の伸び率だ。また、パリでは企業内 Wi-Fi アクセスポイントの94%に何らかのセキュリティ対策が施されているが、ロンドンでは80%に留まっている。
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