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業績の悪化に苦しむ Sprint米国第3位の通信大手 Sprint Nextel は7日、第3四半期決算を発表した。依然として売上、市場シェア、顧客を減らしつつある中、同社 CEO (最高経営責任者) の Dan Hesse 氏は、軌道修正するためにはやるべきことが山ほどあると率直に認めた。
Hesse 氏は第3四半期の業績発表の電話会議で投資家に対し、次のように述べている。「われわれは進歩を遂げており、顧客サービスとブランド イニシアチブでは結果が出始めている。だが、まだ危機的状況から脱してはいない」と語った。 第3四半期決算の内容を見てみると、売上がアナリスト予測の88億5000万ドルを大きく下回り、前四半期比3%減の88億ドルとなった。純損失は3億2600万ドル (希薄化後1株あたり11セント) だった。なお、前年同期の純利益は6400万ドル (希薄化後1株あたり2セント) を計上している。 Sprint は現在、業績の悪い部門を補強するとともに、無線データなどの分野での取り組みを拡大しようとしている。無線データは、多くの通信事業者にとって新たな収入源として浮上してきた分野だ。 このような業績にもかかわらず、Hesse 氏は、同社のネットワークが前進していること、および経費の削減によって来年は好転すると楽観的な姿勢を示している。さらに同氏は、現在の景気低迷について、同社の業績悪化にはあまり影響を及ぼしていないと主張した。 業績に苦しむ Sprint にとっては、顧客の満足度を維持することが絶対に不可欠だ。一方で、ライバルの AT&T と Verizon Wireless は、すべての部門で堅調な業績を上げている。 現在、AT&T の全契約者数は7490万人に上り、一方の Verizon Wireless は、移動体通信事業者 Alltel の280億ドルの買収が規制当局によって承認され、全契約者数が8400万人にまで達している。 ところが Sprint は第3四半期に130万人の契約者を失い、現在の契約者総数は1年前の5400万人よりも少ない5050万人にまで下落した。加入者の解約率も第2四半期の2%から2.15%に上昇している。前年の加入者解約率は2.3%だった。 関連記事
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