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【海外ケータイレビュー】T-Mobile G1―優れた第一弾「T-Mobile G1」(2年契約で179.00ドル)を使い始めると、その待望の OS を開発した Google とこのスマートフォンが切っても切れない関係にあることがわかる。優れた各種機能については後ほど紹介するが、G1を使い始めるにはまず gmail アカウントの設定が必要になる。これはセットアップ時に必須で、ない場合は作成する必要がある。
Google アカウント情報を使ってデバイスの設定処理が完了すると、複数の重要な分野で Apple の「iPhone」を大幅に上回る機能を実現しながらその制限の排除を目指した優れたデザインのデバイスが目の前に現れる。
そのような取り組みの結果完成したのが、Apple が iPhone に採用したものと表面上同じに見えるタッチスクリーンを搭載するこのデバイスだ。しかし同時に、G1は iPhone と似通ったところも多い。ただし、iPhone と同様、住所録を見るにしても、音楽を再生するにしても、写真を撮るにしても、何かをするには画面上のアイコンにタッチすることになる。 ただし iPhone とは異なり、タッチスクリーンだけを使うわけではない。アイコンやメインメニューのオープン/クローズを行う複数のボタンや、ナビゲーション用のトラックボールも用意されている。しかし、最大の違いとなるのが、画面を開くと現れる QWERTY ハードキーボードだ。 筆者がこれまで使用したなかでベストと言えないことはともかく、このキーボードは iPhone のタッチスクリーンキーボードを凌駕する。
G1には標準機能が豊富にそろっている。 ナビゲーションボタンやキーボードに加え、タッチスクリーンを見ると本格的な Web ブラウザ、電子メールクライアント、ミュージックプレーヤ、そしてピクチャビューワまで、プレインストールされたアプリケーションが豊富にそろっていることが分かる。ユーザーが気に入るであろう機能の多くは Google から無償でダウンロードできるが、これらの無償ダウンロードの一部は利用や機能に制限のある場合がある。
それでも、多くのスマートフォンユーザーが望むようなものはすべてそろっている。 ただし、残念ながら一部のスマートフォンユーザーにとっては望むものすべてがそろっているとは言い難い。G1が開発途上であることは明確で、第一弾としては優れているものの、ビジネスユーザーの要望に応える余地は多分に残されているのだ。 まず、同デバイスには Web ブラウザ経由の手段以外に「Microsoft Exchange」ベースの電子メールと通信する手段が一切ない。同様に、Lotus Notes との連係など論外だ。 Blackberry などで当然のように搭載されるプッシュ型電子メールも存在しない。
万一会社で Google の gmail を使っている場合はラッキーだが、gmail アプリケーションでは1つの gmail アカウントにしか接続ができない。さらに悪いことに、アカウントを変更する必要がある場合は、デバイスの完全なリセットが必要となり、保管されている情報が全部消えてしまう。個人用と仕事用に gmail アカウントが2つある場合は、2番目のアカウントは POP3もしくは IMAP アカウントとして設定し、標準の電子メールクライアントからアクセスする必要がある。 G1はサードパーティー製の各種電子メールシステムをサポートしているが、このような機能を実際に使うと問題が生じる可能性がある。Earthlink 電子メールアカウントを使って G1にメールを送信させようとしても、G1のデフォルト設定ではそれが全くできない。
G1を使ってみると、対象や用途があまりに広すぎる未熟なデバイスであるように感じられる。 たとえば、G1の画面はクリアで見やすく、明るくて、横スクロールにも対応することでより広い画面にアクセスできる。だが残念ながら、画面は周囲の明るさに関係なく明るさが維持されてしまう。ライバル機種(BlackBerry など)は画面を暗くして暗い場所でも作業しやすくしているが、G1はそのようなことをしてくれない。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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