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【台湾】BlackBerry、台湾企業中心のサプライチェーン構築を開始Nokia や HTC がスマートフォン市場で存在感を強めているが、元祖スマートフォンともいえる BlackBerry も、戦略強化に向けた動きを加速している。
BlackBerry ブランドで有名な RIM のアジア大洋州地区副総裁労偉強氏は25日、「金融危機の影響を受け携帯電話産業の成長はスローダウンしているが、スマートフォン市場は来年最も成長が期待できる製品の一つである。RIM は台湾でソフトウェアメーカーの育成を行うと同時にアジア地区で新たな EMS パートナーを選定し、製造パートナーを増やすつもりだ」と表明した。 Nokia が先日第4四半期の世界携帯電話出荷予想を下方修正し、来年の市場に対しても保守的な見方を示したが、同社もスマートフォン市場の拡大には期待を寄せ、数少ない成長分野と見込んでいる。 同じく今年に入ってから著しい成長を遂げた HTC(High-Tech Computer=宏達)の見方も同様で、同社は来年も二桁成長を目指している。スマートフォンは未だ普及率が余り高くなく、世界的に3Gネットワークが拡充されていることと魅力的な商品の相次ぐ登場によって、特に成熟市場のキャリアでは最も期待される商品となっている。 RIM の労偉強氏は、「金融危機による影響で携帯電話産業を含む数多くの業界が影響を受けているが、現時点で普及率の低いスマートフォンは今後の市場拡大が見込まれる製品だ。勿論不景気の影響でその上昇カーブは低くなるが、依然として成長率では一般の携帯電話を大きく上回る。当社のユーザーが多い世界のトップ500社も不景気の影響を大きく受けているが、業務を遂行する上で更なる効率的な通信ツールが必要とされている」と指摘している。 現在、BlackBerry の生産は米国、メキシコ、東ヨーロッパに分散しているが、アジア地域でのユーザーが増えていることとコスト面での強化を図るため、同社ではアジア地区での EMS 生産企業の選定を始めている。関係者によれば、フォックスコン(Foxconn=鴻海精密)がパートナーとなる可能性が指摘され、関連するキーボードメーカーの ICHIA や SILITECH 等も受注を獲得する可能性が高いと見られている。 なお、RIM は台湾に BlackBerry サプライチェーン(ecosystem)を構築する予定で、すでに複数の台湾ソフトウェアメーカーとの接触を開始し、娯楽、ゲーム、検索サービス、顧客管理(CRM)などの付加価値サービスの開発強化を図っていく予定だ。こうして構築されたサービスは今後各国市場でのサービスに展開されていく。 記事提供:EMS One
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