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Intel と Ericsson、ノートパソコンの盗難保護対策で提携近ごろでは、ノートパソコン紛失時の対処法も各種存在するが、最も一般的な方法は、行方不明になっているパソコンがインターネットに繋がり次第、直ちにキル信号を送信し、搭載している情報を読み出せなくするなどの対策を行なうものだ。だがこのメカニズムには、その時接続した人物がパソコンを盗み出した者ではないかもしれない、という生来的な欠陥がある。
スウェーデンの大手通信機器メーカー Ericsson は先ごろ、Intel と提携し、ノートパソコンの盗難対策技術を提供すると発表した。これにより、たとえ電源が切れている状態でも、紛失したノートパソコンにメッセージを送ることができる。また両社は、Ericsson の『Mobile Broadband Modules』および Intel の『Anti-Theft PC Protection Technology』という技術における相互運用性にも取り組んでいる。 Intel の戦略およびプラットフォーム計画グループ担当ディレクタで、盗難防止プログラム担当ゼネラルマネージャも務める George Thangadurai 氏は取材に対し、「現在のセキュリティ機能は、その多くがソフトウェアベースで反応型という弱点を持つ」と述べた。 同氏は、次のように語っている。「盗まれたノートパソコンがインターネットに接続しない限り、キル信号を送信することができない。当社の盗難防止技術では、一定数以上のログイン失敗をはじめ、サーバーに接続していない時間や、あるべき場所に存在しない場合など、先行予防型のポリシーを設定することが可能だ」 両社の協力により、IT 管理者はテキスト メッセージングに使われるプロトコルの『SMS』を介して、ノートパソコン内の Mobile Broadband Modules にメッセージを送信し、Intel の盗難防止機能を有効化できるようになる。この機能は、数ある段階のうち任意の内容を実行するようあらかじめ設定でき、ハードディスク ドライブ (HDD) の消去、コンピュータの完全なロック、あるいは全面的なロック状態に置きつつトークンによってのみアクセス可能という状態にすることもできる。 Intel は位置情報を把握するための『Global Positioning System』(GPS) 機能を提供していないが、Ericsson の Mobile Broadband Modules は GPS 機能を実装しており、中央サーバーに所在データを送信することが可能だ。この情報は、紛失したノートパソコンの位置を突き止めるのに利用できるほか、あらかじめ設定した範囲を逸脱した場合に警告を発信することにも利用できる。
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