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Freescale、新モバイル プロセッサでネットブック市場に参入半導体製品メーカーの Freescale Semiconductor は5日、『ARM』アーキテクチャの最新モバイル プロセッサ『i.MX515』投入によるネットブック向け半導体製品市場への参入を発表した。同市場は、現在の混沌とした経済状態の中でも成長を続ける数少ない分野の1つで、Intel を筆頭に、VIA Technologies や NVIDIA などの競合相手が待ち受けている。
果たして、これは勝ち目のある戦略なのだろうか。 Freescale のマルチメディア アプリケーション部門で製品マーケティング ディレクタを務める Ken Obuszewski 氏は取材に対し、次のように答えた。「ネットブック市場に対する当社の評価は、明らかに急成長が見込める非常に新しい市場というものだ」 Obuszewski 氏はさらに、次のように続けた。「現時点で、同市場は x86 アーキテクチャが主体だ。当社が真に期待し、同市場向けに提供していきたいと考えているものは、ネットブック プラットフォームに、より低いコストとより高い省電力性をもたらし得る ARM の先進性だ」 調査会社 Mercury Research の半導体アナリスト Dean McCarron 氏は、Freescale が大きな成果を期待していると分析する。「パソコンと (携帯) 電話という2つの市場が、両者のはざまにあるネットブック市場でぶつかり合うという意味で、興味深い戦いだ。ここでは、これらシステムのソフトウェアと操作環境がすべての鍵を握るだろう」 Freescale の Obuszewski 氏は、i.MX515 プロセッサのターゲット分野として、200ドル未満の超低価格ネットブックを見込んでいる。こうした超低価格ネットブックは、実用面でパソコンとスマートフォンの中間に位置するものだ。 消費者はネットブックに対し、間違った期待を抱いて購入していることが多い。消費者は、ノートパソコンと同様の機能をネットブックに期待するが、実際の機能性はかなり限定的で、ネットブックにおける高い返品率の大きな要因となっている。Freescale の動きは、こうした状況を見据えた賢い戦略と言えるだろう。 Intel のネットブック向けプロセッサ『Atom』とは異なり、i.MX515 は『Windows XP』ではなく『Linux』用に設計された製品だ。そして i.MX515 立ち上げパートナー企業の1つに、Linux ディストリビューション『Ubuntu』の商業後援会社 Canonical が名を連ねている。Canonical の OEM サービス担当ディレクタ Chris Kenyon 氏は声明の中で、次のように語った。「i.MX515 の内蔵グラフィック機能やパフォーマンス、そして消費電力といった特徴は、Ubuntu を実行するプラットフォームに最適だ」 関連記事
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