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【海外ケータイレビュー】Samsung Saga、LG Incite、HTC Fuze「Samsung Saga」、「LG Incite」、そして「HTC Fuze」の3機種のスマートフォンはどれも Windows Mobile で動作するがユーザーエクスペリエンスは完全な別物となっている。
● Samsung Saga
Saga は大型(約6.2×12×1.3cm)ではあるが重くはなく(約130g)、320×320ピクセルの2.5インチディスプレイと QWERTY 配列のフルキーボードを搭載している。米国では CDMA 800/1,900MHz および 1xEVDO Rev. A、そして海外では850/1,900Hz GSM と、世界を駆け回るユーザー向けにできている。Saga には出荷時に SIM カードがインストールされているが、米国内にいる限り GSM サービスを利用することはできない。 Windows Mobile 6.1が動作し、Bluetooth (ステレオヘッドセットとプリント用のプロファイルなどに対応)、Wi-Fi、そして GPS を装備する。 タッチパッドを使うことで、アプリケーションを開くにしても、電子メールを作成するにしても片手で簡単に操作できるのがうれしい。ホーム画面はタブ対応のインターフェイスになっており、接続オプションの切替、お気に入りのアプリケーションの起動、登録連絡先への通話発信、電話設定の変更が素早くできる。 アプリケーションは「Microsoft Word」、「Excel」、および「PowerPoint」の各モバイルエディション、「Opera」と「Internet Explorer」の両ブラウザ、「Windows Media Player Mobile」、そして「Adobe Reader」がバンドルされる。 搭載されている200万画素のカメラで撮影した画像は、くっきり、鮮やかで好感を持った。このカメラには夜景モードの設定まで用意されている。また、VZ Navigator に加入すれば GPS 機能を有効利用できるが、その料金は1か月あたり9.99ドル、もしくは1日あたり2.99ドルとなっている。 Saga は Verizon の独占販売で、価格は2年の継続利用契約込みで199ドル。これを加味すると価格は「BlackBerry Storm」と同水準になる。こちらはしゃれたタッチ式インターフェイスを搭載していないが、出張旅行が多いユーザーには素晴らしい選択肢だ。
● LG Incite
Incite のサイズは 10.6×5.5×1.4cm で、重さは 120g となっている。一見大きく見えるものの手に持つとコンパクトで、T-Mobile の「Shadow」と似ている。表面は電話機がオフの時はほとんど鏡同然で、指紋には驚くほど強い。 現行世代の洗練されたデザインのスマートフォンに食い込むべく、Incite の前面は3インチの 240×400 ピクセルディスプレイが占領し、物理的なボタンはほとんどない。前面には通話開始/終話ボタンしかない。左側面には充電用のポートとボリュームロックボタンがあり、右側面にはカメラと画面ロック用のボタン、そして microSD カードスロットとサムホイールが用意されている。 格納用の内部スロットは用意されてないが、Incite の箱にはスタイラスペンが1本付属する。スタイラスペンは専用の小型ケースに入っており、付属のストラップで電話機に装着する。 これが、設計上スタイラスペンのスロットがはみ出したことによる産物なのかどうかは何とも言い難い。大半の人はこのアタッチメントを外し、代わりに指かサムホイールを使って画面上のアイテムを選択するのではないだろうか。 何かを選択すると小さな振動(気をつけなければ分からない程度)で操作を知らせてくれる。しかし、サムホイールを使ってのページスクロールは面倒だし、画面上のアイテムをタップする操作にはいらだってしまう。Windows Mobile でのアイテム選択に関しては、Saga のタッチパッドの方がはるかに成功している。 Incite は300万画素のカメラと Wi-Fi および HSDPA 接続機能を用意している。販売は AT&T のみで、価格は2年の継続利用契約と郵送によるキャッシュバック込みで199ドル。
● HTC Fuze
Fuze は、スタイラスペンによる入力の回避方法を探す代わりに、単純にスタイラスペンを付属させている。だが同時に、タッチ操作に対応した HTC の TouchFlo フロントエンドも搭載している。画面上での基本的な選択では指によるタップ操作が可能だが、本格的な作業にはスタイラスペンを持ち出す必要がある。 このスマートフォンは、左側にスライドする形で QWERTY 配列のフルキーボードを搭載している。これを利用すると、画面は自動的に横表示モードに切り替わる。キーは小さいかもしれないが、キーボードの配列は上出来。ページのアップ/ダウンや Wi-Fi 機能のオンなど、キーボードから多くの共通機能を利用できるのもうれしい。 Fuze は小型携帯電話の割にはかなり厚め(約10×5.1×1.8センチメートル)で重い(165g)。ディスプレイのサイズは2.8インチで解像度は480×640ピクセル。 コントロール類は標準的なものばかりだが、プッシュ式通話ボタンが左側面にある。また、ヘッドホンジャックがないため、マルチメディア電話機としての Fuze の実用性は低下してしまう。アダプタは付属しているが、これを一緒に持ち歩くのは面倒だ。 国際対応 3G 電話機である Fuze には、HSDPA コネクティビティのほかに Wi-Fi も用意されている。microSD カードスロットはバッテリカバーの真下に隠れており、最大 16G バイトのカードまで対応する。ソフトウェアとしては Microsoft Office Mobile、Adobe Reader、「Sprite Backup」などが付属する。 販売は AT&T からのみで、2年の継続利用契約とキャッシュバック込みで299ドルとなっている。
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